だいじょうぶ?マイペット

猫の腎不全について

質問カテゴリ:
尿の異常

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2011/07/21 23:41

7月初めに熱を出しグッタリしていたので病院に連れて行ったら腎不全と診断されました。
体重は2.5キロ。もともと小さい子でずっとこの位です。

朝晩飲ませる錠剤(感染症用?オレンジ色)と、夜一回飲ませる血圧を抑える錠剤(白)をあげています。

血液検査の結果
BUN(尿素窒素)が41
クレアチニンが3.5でした。
1月に子宮の病気で診てもらった時は、血液検査とエコー検査をし
腎臓には問題が出なかったのですが
半年でこんなに進行するものなのですか?

療養食のエサをもらったので、与えていますが、今のところ問題なく食べています。
それまでは毎日にぼしと鰹節をおやつに与えていましたが腎不全と診断されてからはやめました。

点滴(輸液?)を最初2回だけしましたが
主治医の先生からは、輸液は一時的に数値が下がるだけで長期的に見るとあまり変わらないのでしなくてもいいかもしれない
と言われました。
でも、他の方の話を聞くと皆さん輸液されてるみたいで少し不安です。
輸液はした方が長生きできますか?
輸液しない場合と、した場合でどのように違うのでしょうか?

はじめまして。

血液検査でBUNが41、クレアチニンが3.5とのことですが、この他に異常ははありませんでしたか?

腎不全には二種類あります。ひとつは急性腎不全で、何らかの原因で急に腎臓が悪化するものです。もう一つは慢性腎不全で、年令と共に徐々に進行してある時突然症状が出るものです。記載の内容からは慢性腎不全のようです。

慢性腎不全では、徐々に腎臓が悪くなりますが、もともとの腎臓の機能が75%傷害されて残り25%を切るとBUNやクレアチニンが上昇します。つまりその時点で腎臓は残り1/4しか働けなくなっていることです。
例えば半年前は腎臓機能が30%あれば、BUNやクレアチニンは正常値になります。半年というのは猫の生涯にとっては意外と長く、病気の進行には十分な期間です。

腎臓は治らない臓器であるため、残り1/4をいかに有効に使って生活していくかに全てがかかっています。どんなに気をつけても少しずつ腎臓は悪くなっていき、最後はBUNやクレアチニンが測定できなくなるくらい高い値になってしまいます。そうなるまでが数ヶ月か、数年かはそのコそのコで違うため分かりません。

輸液によりこの期間が伸びるかどうか、したほうがいいのかしないほうがいいのかについてきちんとしたデータはないのではないかと思います。しかし、「脱水」という体の水分が足りない状態は腎臓の状態を急速に悪化させることがわかっています。つまり、脱水しないだけの十分な水分が摂取できるのであれば点滴は必要ないし、逆に水分が十分摂取できないのであれば点滴が必要になります。腎不全では通常尿量が増える(尿が薄くなり、量が増える)ことが多く、その分たくさんの水分を摂取しないと脱水が起こってしまいます。十分な水分が摂取できているかどうかについては、脱水状態の評価を獣医師が行ったり、血液検査のデータから読み取ったりして判断します。ですから、よくかかりつけの先生と相談し、今が点滴の必要な時期なのか、必要ない時期なのかを考える必要があるでしょう。

まだ7歳とのことですから、少しでも調子よく、長く元気でいられるように、よく先生と相談してくださいね。

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