だいじょうぶ?マイペット

死因について

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ポメラニアン / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
愛知県 / ポメラニアン大好きさん (この方の過去の質問 3件)

 
2014/08/27 15:04

長文です。先日、亡くなったポメラニアン15歳の死因についてです。
宜しくお願いします。
7年前から憎帽弁閉鎖不全症の診断を受けフォルテコールを飲ませていました。少しずつ咳の回数が増えてはいましたが月に1度、診察を受けていましたし、お薬が変わることはありませんでした。今年、3月中旬、酷い咳込みと共に突然の発作と失神を起こし、掛かりつけ医に診て頂いたところ、心肥大でこれから少しずつ発作も増えますとのことで、ベトメディンを処方されました。飲ませたところ、愛犬の心臓音が横にいる私にも聞こえるくらい大きく、様子もおかしかった為、病院に連絡すると合わないかもしれないので止めて様子をみましょうということでした。ところが日に日に様子がおかしく呼吸数も60~だった為、再度連絡すると肺に水が溜まってるかもしれないので薬だけ取りに来てくださいということで伺い、利尿剤を飲ませました。しかしよくなるどころか酷くなるばかりで呼吸もおかしくなった為、近くのセカンドオピニオンを訪ねました。
そこで かなり重度の肺水腫で何があってもおかしくありませんとの見解で緊急入院し、3日後退院。ベトメディン、利尿剤、咳止めの消炎剤の投薬が始まりました。ところが数日後再び急に悪化。再入院しました。先生は消炎剤が肺水腫を引き起こしたんだと思います、と仰っていました。この時、肺のお水が抜けにくくなっているという説明で4日間の入院でしたが面会時、愛犬の姿を見ると吐いたような後があり、先生に伺うと薬が合わず嘔吐したとのことでした。
それからアルダクトン、ルプラック、ベトメディン、フォルテコールの投薬をしてきましたが食欲減退の為、ルプラックを中止し様子を見ることになりました。ルプラックを中止してからは、発作は3,4日に1度起こしていましたが2週間に1度の診察を受け薬の種類などの変更あはありませんでした。
ある日、ご飯は7割以上は食べていたしぐったりしてるわけでもなかったのですが 座ることも横になることもできない様子で、ずっとウロウロしていて呼吸も荒く、呼吸数を数えると1分間に36くらいだったのが、時間が経つにつれ呼吸数もあがり苦しそうだったので頓服用に処方されていたルプラックを飲ませると数時間後、やっと落ち着き眠ってくれました。それから2週間後、また同じように座ることも横になることもせずウロウロしていました。ご飯は食べていましたし、同じようにぐったりすることもなく、呼吸数も40以下でしたが
前回の経緯を先生に話したとき、様子がおかしければすぐ連絡してくださいとのことだった為、病院へ連絡し、連れて行くことになりました。
レントゲンには広範囲で白い影があり、先生は肺にお水が溜まってます、でも早ければ明日の午前中には退院できると思いますとのことでした。
そこで受けた治療は、利尿剤の投与だと伺っています。また、酸素室に入っていました。
最初の入院時に比べ、素人の私から見ても明らかに症状も軽そうでしたし先生も危険な状態だということは一言も仰りませんでしたし、明日には退院できますとも仰っていたので、病院で預かってもらったほうが安心だと思い帰宅しました。ところが夜中に急変したので来てくださいと連絡がありました。
慌てていくと、数時間前の愛犬の状態と打ってかわって自分の体も支えられないような状態になって必死に呼吸していました。
何が起こったかわからず伺うと、先生は利尿剤を投与して数時間は良かったけれど24時くらいから血圧が下がり始めて急変しましたという説明だけでした。そして私たちが到着して10分もしないうちに愛犬は亡くなりました。酸素室の下に細い注射器があったのですが、どんな治療の為の何の注射だろうと頭から離れません。また愛犬の口元は白っぽい、少し黄色っぽい液体で汚れていました。何かを吐いたんだと思いますがご飯ではないと思います。
歩くこともできずぐったりしていて病院に運んだのであれば愛犬の死を受け入れることもできますが、そこまでの状態にはとても思えませんでしたし、先生も最初の入院の時のように急変もあるとういうことは一言も仰りませんでした。それより翌日には退院できるかもしれませんというお話でしたし、どうしても受け止めれなかったので 翌日先生にお話を伺いに行きました。しかし先生の説明は同じで、注射のことに関しては説明していただけませんでした。吐いたものは肺のお水です、ということでしたが、自宅で肺のお水を吐くようなことは1度たりともありませんでしたし、どうしても愛犬の死因について理解できずにいます。この場合、どんな薬を注射することが考えられるのか、またそれはどんな効果を期待してのことなのか、ぐったりしてるわけでもなかった子がこの状態でこんなふうに急変することはあるのでしょうか。肺のお水を吐くということはどんな状況でこうなるのでしょうか。
また到着した際、5ミリくらいの太さのチューブが口元のところに接着剤のようなもので留められていたのですが、これは何の為のチューブだったのでしょうか。本来ならば、担当の先生に伺うべき問題だとは思うのですが、愛犬が亡くなって翌日伺った際、上記のような説明だった為、こちらに質問させていただきました。愛犬が亡くなってまだ数日の為、整理もできず頭の中がごちゃごちゃしていて、乱文で大変もうし訳ありませんが、考えられる状況を教えていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

はじめまして。

15歳、心臓の治療を初めて7年も元気で過ごされていたなんてスゴイですね!
まずはパティちゃんのご冥福をお祈りいたします。

僧帽弁閉鎖不全症は進行すると肺に水がたまる「肺水腫」を起こすようになります。一般的には心臓が悪くなり始めて3年ほどでこうした症状が出ると言われており、症状が出るより前に発見して治療を開始することでその3年をもっと伸ばすことができると考えられています。ですからパティちゃんは7年間特別症状がなく過ごせていたのだと思います。

残念ながら治療をしていても徐々に心臓は悪くなります。ある程度限界を超えると肺水腫やその他の問題が生じるようになります。肺水腫も最初は利尿剤などである程度コントロールが出来ますが、その時の心臓の状態や体の状態によって、コントロールが難しかったりできなかったりする場合があります。

最終的に亡くなられた状態を考えると、その肺水腫がコントロールできなかったのだろうと思います。口元の接着剤でつけたるチューブは、酸素を効率よく吸わせることで少しでも呼吸をラクにするために行われることのある鼻チューブだと思います。肺に水がたまり空気の入るスペースが少なくなってしまうと苦しいので、少しでも効率よく酸素を取り入れることができるように行います。

肺の水を吐くのは、本当に末期に肺の中に水が貯まると見られ、通常こうなる場合は本当に亡くなる直前です。そこまで行く前に利尿剤などの治療に反応すれば収まりますし、自宅で肺の水を吐くようなことがあればその時点で亡くなっていた可能性が高いでしょう。

ひどい肺水腫の場合は利尿剤を何度か注射したり、点滴で投与したりといったことも考えられますので、注射器はその時のものではないでしょうか。

7年以上もパティちゃんを診ていた主治医の先生ですから、少し落ち着いてからお電話でお話したい旨を伝え、時間を取ってもらってもう一度ゆっくり話されてはどうでしょうか。診察時間にバタバタと説明をするよりも獣医師も話を整理してわかりやすく説明してくれるかもしれません。いつまでもわからないままいるよりもパティちゃんのことがスッキリしたほうが、ご家族も主治医の先生もいいのではないかと思います。

最後にもう一度パティちゃんのご冥福をお祈りいたします。

投稿者 ポメラニアン大好き さん からの返答

とても温かい、そして先生としてのの見解を丁寧に教えて頂き、本当にありがとうございました。
私の乱文の為、杉浦先生に伝わりにくい説明で申し訳ございませんでしたが、パティが亡くなった病院は、今年3月に初めて発作を起こしたことをきっかけに転院した病院だったので、診て頂くようになってまだ5カ月くらいでした。15年ちかく診て頂いていた病院から転院するのはとても勇気がいりましたが、距離があったことなどを考えて転院しました。ただ、転院先の先生に失礼のないよう、どこまで説明を求めていいものかと考えていたところでした。
命があるものはいつかお別れがくるものですし、パティの病気を考えると覚悟は必要だとも思っていましたが、入院した時は肺にお水が溜まっていたとはいえ、元気だった為、数時間後に亡くなるなんて想像すらしていませんでしたし、何が起きたのか整理がつかないままでした。でも、杉浦先生の見解を読ませていただき、気持ちが少し落ち着きました。ありがとうございます。
そして、杉浦先生が仰ってくださったアドバイスの通り、もう一度、先生にお時間をいただいてお話を伺うことも考えてみようと思います。
本当に、とても丁寧な温かいお返事をありがとうございました。

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