杉浦岳 先生からの回答
はじめまして。
内臓の状態などに問題がないことをきちんと確認できているのであれば(身体検査や血液検査、場合によってはレントゲン検査などで)麻酔はそれほど危険なものではありません。例えば1歳の犬の麻酔と10歳の犬の麻酔と、どちらが危険というものではありません(高齢になったほうが病気を持っている可能性が高くなり、病気があれば麻酔の安全性に影響する可能性があります)。
10歳であればまだこれから数年以上元気に過ごせる可能性があり、より高齢になった時に子宮蓄膿症になるなど全身麻酔をしなければならないことになる方がずっと心配です。
また歯石がひどければそれが原因で様々な疾患の可能性がありますので、それも含めて今の段階でできる処置を考えてあげるのが一番いいでしょう。
上記はあくまで「健康な10歳の犬について」書いていますが、実際には診察をしてみないと「健康な10歳」なのかどうかの評価ができません。かかられている病院に相談して、この子に全身麻酔をかけるのがどうなのかとか、よく話し合われてはどうでしょうか。
引き取られたとのことで、残りの人生(犬生?)を楽しく過ごせることを願ってます。
2014/12/09 15:33 参考になった! 0
投稿者 ももどんぐり さん からの返答
有難うございました。慎重に調べて、できれば避妊手術を行いたいと思います。
ご回答有難うございました。
あまりに子犬のように何を見ても喜んでいるのでできるだけ、良い余生を送らせてやりたいと思います。
2014/12/16 03:33
山下 拡(かく) 先生からの回答
はじめまして。京都市かく動物病院、山下拡です。
麻酔のリスクということですが、血液検査以外にも超音波検査やレントゲン検査も実施してもらったほうがいいと思います。
肺の評価や心臓の評価は血液検査ではできません。
実際に麻酔をかける上で、呼吸器と循環器がしっかりしているのかは非常に重要です。
特に大型犬は聴診ではわかりにくい心臓病がありますので。
しっかり評価して麻酔をかけるのであれば、麻酔自体ものすごく怖いわけではありません。
2014/12/09 17:44 参考になった! 0
投稿者 ももどんぐり さん からの返答
有難うございました。血液検査はフィラリアの有無をしらべるついでに行ったものなので、手術の前に、色々と検査を行っていただきます。今までの病歴がわからないので、慎重にいたします。
アドバイスをありがとうございました。
2014/12/16 05:44
10歳の繁殖犬の避妊
アドバイスを頂戴できれば、幸いでございます。
少し前に、10歳の元繁殖犬をひきとりました。何度も出産した様子で最後は1年半前まだそうで、オッパイもたれています。歯も歯石がひどいです。
ただ、血液検査をしたところ、正常でした。
また、活発に動いています。
まだ、生理があり、子宮蓄膿症が心配なのですが、高齢のため麻酔をかけることが大丈夫か心配しております。また、手術で元気を亡くすのも心配です。
良い、余生のためには何を考えて、どのようにすればいいか、どうぞ、アドバイスを宜しくお願い致します。