井上 平太 先生からの回答
今回のオスの状態を陰睾と言います。遺伝疾患なので繁殖に用いてはいけないことになっております。
陰睾の犬が他に重大な疾患を抱えているというわけではございませんので、安心して飼ってください。
ただし、体内に残った睾丸は十数倍の確率で癌化しやすいので、手術により摘出した方が良いでしょう。
間違った繁殖を防ぐためには、本当は去勢手術を行った方が良いかと思います。
経験的に生後数か月で睾丸が降りてこない雄犬は、そののち陰嚢内に自然に睾丸が降りてくる事は無いと考えられます。
お気持ちお察し申し上げますが、繁殖には用いられないという事になります。
2017/05/24 00:26 参考になった! 1
投稿者 カタクラ さん からの返答
早速のご回答、有難うございました。
2017/05/24 12:54










病院の医師からは、欠陥だと言われました
一昨年、あるブリーダーさんを介して秋田犬のつがいを購入いたしました。(時期は別々です)
繁殖の時期を迎えて準備を進める中、オスの子がけがをしてしまい病院にかかりましたところ精巣の一つが体内に残っている状態でした。 ブリーダーさん曰く、自然に落ちてくるから心配いらないとの事でしたが、現状は変わりません。また、病院の医師からは、欠陥だと言われました。
確かに、正常ではない状態で引き渡されましたが、やはり欠陥なのでしょうか? 言葉が悪いかもしれませんが、今後の繁殖にも影響があるものなのかも心配です。
ご回答宜しくお願い致します。