山田 昭彦 先生の過去の回答履歴一覧
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避妊手術をさせたくない理由は何かおありなのでしょうか?
発情を抑制するようなホルモン剤のインプラント製剤は
ありますが、あまり主流で使われているわけではないかと
思います。うちでは何度かしか使った経験はありませんが、
使ったら1年から数年くらいは発情は抑制されるようです。
ただ、薬の効果がなくなるたびにインプラントを入れないと
いけないので、結構手間のかかる作業になりますし、
費用的にも不妊手術のほうがずっと安くで済むのではないかと
思います。
ご参考になったかどうかわかりませんが、
かかりつけの先生とよくご相談の上、考えてみてください。2006/02/06 00:55 -
「でべそ」と一般的に言われているのは「臍ヘルニア」という
病的な状況です。ほっておいても問題ないこともありますが、
押しても戻らなくなったりしているという状況は手術しないと
いけない状況になっている可能性があります。
もしくは、でてきていたものが周りの組織と癒着している
状況なのかもしれません。
早急に病院に行き、診察してもらった方がよいと思います。
元気で食欲もあるなら腸が入ったというよりも腹腔内脂肪が
出ているだけの可能性が高いと思いますが、この場合でも
壊死して炎症を起こす事があるので注意が必要です。
2006/01/27 11:51 -
- 質問カテゴリ:
- のどの異常 / 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
リンパ腫は抗がん剤である程度延命治療が期待できる腫瘍です。
ステロイドのみよりも抗がん剤の多剤併用療法でよりよい
治療ができる可能性があるので、今の先生ともう一度よく
話してみるか、セカンドオピニオンを求める事をお勧めします。
ただし、リンパ腫だとしたらどのような抗がん剤をうまく
使ったとしても、治る病気ではないという事はご理解
いただかなければならないと思います。2006/01/23 15:31 -
- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
潜在精巣(陰睾)の手術は鼠径部なら通常の去勢手術に準じた
形で可能ですが、腹腔内にある場合は当然のことながら
開腹手術が必要になります。
術式や傷の大きさは精巣の存在する場所や状況により
異なりますが、年をとって精巣腫瘍になってから手術を
するよりかはずっと楽だと思います。
手術の負担や危険性は不妊手術と同程度かと思っていますが、
正常ではないものの手術なので、技術的には不妊手術よりも
困難かと思います。
手術は何歳でも受けることができますが、当然ながら
全身状態の良い若いうちの方がより安全だと思います。
2006/01/18 10:18 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
陰部からオリモノが出ているのだとしたら、子宮蓄膿症や
子宮内膜炎の除外はきちんとすべきだと思いますので、
動物病院で検査を受ける事をお勧めします。
同時に、膀胱炎や尿石症の検査の意味も含めて、
尿検査を受けた方がよいかと思います。
クランベリーを与えた影響に関しては何ともいえませんが、
あまり関係ないような気がします。
子宮蓄膿症は一般的に出産経験のない中年齢以上の雌犬に
起こることが多い病気といわれていますが、若例で起こったり
出産経験のある犬で起こることもあります。
命に関わる事のある危険な病気なので、きちんと調べておく
ことをお勧めいたします。
2006/01/17 02:07 -
術後2~3日しんどそうにしたり、便が出ないことくらいなら、大きな問題はないと思います。ただし、心配なようなら一度
動物病院で診察を受ける事をお勧めいたします。
便は手術前後の絶食の影響もあるでしょうし、術創の痛みの
影響もあるかと思います。
気を付けてあげるべき事は、
・傷をなめない事
・傷を汚さない事
・指示通りに薬を投与する事
などです。
観察すべき事は、
・食欲や元気
・便や尿の状況
・傷の状態(腫れや赤みなど)
などです。
2006/01/17 02:01 -
何を目的に頭部の検査を希望されているのかが
わからないので何ともいえませんが、
頭蓋骨の骨折くらいならレントゲンでわかる事もあります。
てんかんなどの原因追求のために脳の検査を希望される
場合、診断にはCTよりもMRIの方が有用です。
ただし、どちらも特殊な設備ですし、麻酔下でないと
検査ができませんので、近くにそういう施設がないと
難しいかと思います。
2006/01/14 10:08 -
明らかに皮がおかしいようなら、一度動物病院で診察を
受けられた方がよいと思います。
炎症なのか、浮腫なのか、腫瘍なのか、原因によって
対応は大きく変わってきます。
失禁に関しても、去勢手術をしていない雄で
前立腺肥大などによって起こっていることがあるので、
そういうものの除外をしていった方がよいと思います。
2006/01/12 15:18