玉井 康教 先生からの回答
乳腺自体は、ホルモンの変化で発情終了後1ヵ月後くらいに一番膨れます。またそれから1ヶ月くらい(結局生理後2ヶ月位)でまた小さく元に戻っていきます。
基本的に、犬の乳腺はわきの下からまたの部分まで両方ありますが、膨れやすいのは下の2つの乳腺部分です。
まれに揉んだりしてしまうふともいますが、もんでしまうと逆に乳腺の刺激になってしまって、脳から乳腺を発達させるホルモンが出てしまったり、乳腺自体の炎症になるのでしないほうがよいです。
あまりにもひどい感じの場合には、乳腺を発達するホルモンに拮抗する薬がありますので1週間も飲めばきれいにひきます。今回の場合には、見ていないのでなんともいえませんが、年齢からもいって様子を見ても良いと思いますが、心配であれば主治医の先生にみていただくとよいと思います。
2005/11/06 09:32 参考になった! 0
投稿者 kana さん からの返答
玉井先生、早速のご回答ありがとうございました!基本的なことも含め大変勉強になりました。母犬が”偽妊娠もち”だった為、”ホルモン”に対してちょっと敏感になり過ぎかもしれません(^^ゞ。安心いたしました。
2005/11/13 09:32
植田 成利 先生からの回答
初シーズン時にしこりができることは多くあります。2cmくらいの大きさは珍しくありません。あまり心配せずに、また、あまり触らないようにしてください。次回の発情時にもなるかということはほとんどなりません。悪性の腫瘍をご心配されていますがなりやすくもないでしょう。でも子供を産ませる予定がないならば避妊手術を考えてみてください。
2005/11/06 10:35 参考になった! 0
投稿者 kana さん からの返答
植田先生、早々のご回答ありがとうございます!「珍しくない」ことなのですね。また「悪性になりやすくない」とのお言葉に安心いたしました。
2005/11/13 10:35
中川 俊樹 先生からの回答
kanaさんこんにちは。
おっぱいのしこりは硬いでしょうか?
やわらかく全体に腫れているようであれば、乳腺の過形成で発情後2週間から1ヶ月程度で腫れてくることがあります。
ワンちゃんでは乳頭の数は普通左右5つあり下の4番目5番目の乳腺が一番発達します。
時には乳汁が出てくることもあります。
腫れがひどくなって痛みが出てきたり炎症を起こして化膿したりすることもあるので、ひどくなる前に受診された方がよいでしょう。
乳腺が腫れるからといって必ずしも乳腺腫瘍になるとは限りませんが、発情期のたびに腫れるようでしたら避妊手術も考慮しても良いかもしれません。
(発情後に乳腺が腫れるのは女性ホルモンの作用によるものなので)
2005/11/06 16:14 参考になった! 0
投稿者 kana さん からの返答
中川先生、詳しいアドバイスをいただきありがとうございます!しこりは柔らかいのですが、5番目は結構張っている感じです。少しだけ内出血しているような跡も見られます。様子を見て、一度主治医の先生に診ていただこうと思っております。
2005/11/13 04:14
シーズン後の乳腺のしこり
初めてご質問させていただきます。10ヶ月めで初シーズンがきました。1ヶ月近くたち、出血もなくなったのですが、乳腺のしこりが日々大きくなっているようです。全部のおっぱいにしこりはあるのですが後ろ足側のおっぱいのしこりが特に大きいのです(直径2センチくらい)。発情後、しこりができることはある、と聞いておりますが、そんなに大きくなるものでしょうか?また、しこりやすいコは悪性の乳腺腫瘍にもなりやすいと言えるのでしょうか?現在は触っても特に痛がることもなく、食欲も元気もあります。どうぞよろしくお願いいたします。