だいじょうぶ?マイペット

腎不全について

質問カテゴリ:
食欲の異常 / 尿の異常 / 吐き気

対象ペット:
/ シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
千葉県 / serakichisantaさん

 
2005/11/13 11:05

02年1月にてんかん発作を確認してから治療を始め05年7月からゾニサミドと臭化カリウムを投与しています。

この子が11/2ごろから食欲がなくなり、全く食べず横になった状態になり、外に行っても少し歩くとバタッと倒れるようになりました。11/5に病院に連れて行き血液検査の結果は以下のとおりでエコーやレントゲンを撮ったところ、腎不全ではないかと言うことでした。現在は熱が40度前後を行ったり来たりで、下痢、嘔吐があり、点滴治療を受けていますが、吐いてしまうため食事や水も与えることもできず、病院で朝から夜まで点滴し、夜に家に帰ってくる日々です。11/5の検査結果 白血球 27,200 血小板 239 BUN 36mg/dl クレアチニン 2mg/dl
11/12 白血球 18,100 血小板 6(顕微鏡検査ではほとんど無かったとのこと) BUN 48mg/dl クレアチニン 2mg/dl
これまでの治療法は 
抗生物質 アンピリシン、アルビフロキサシン
制酸剤 シメチジン 下痢止め ベルベリン
点滴 乳酸リンゲル液+ドバミン
を投与点滴していて数値は日々ばらつきがありますが横ばい状態です。
なおてんかん発作後に何でも口に入れてしまうのですが、最期の発作10/21に4cm角の異物を飲み込んでおり、これは今も胃にあります。
今のまま点滴治療を続けても良くならないため、リスクはありますが、開腹手術にて異物除去と腎臓の状態を確認するのも
考えたのですが血小板が少なすぎるためできないとのことでした。
確かに血液検査の数値は良くはないのですが、ここまでの症状を示すほどではなく別の原因があるのでは と先生も言っているのですが、何か考えられる病気がほかにあるのでしょうか?
よろしくお願いします。

急激に血小板が減少しているので、
免疫介在性の血小板減少症なども
考慮するべきではないかと思います。
免疫介在性の疾患であれば、
それに伴って、腎不全を起こすこともありますから、
検討しても良いように思います。

異物の摘出は、血小板の状況を考えると、
輸血の準備などが整わない限り、延期するべきでしょう。

アリスちゃんが、一日でも早くよくなる事を
お祈りいたします。

投稿者 serakichisanta さん からの返答

橋本先生 お忙しいところ回答ありがとうございました。その後の詳細は下部に記載させていただきました。

書いてあることだけから判断すると、単純に胃内異物による消化管異常とそれを放置してあることによる合併症と考えられます。たぶん血液検査の内容からするとPCVも測っていると思いますし、TPやアルブミンも測っているのでしょう。書いてないところを見ると、正常値だったとうかがえます。最初のときの検査で、BUN36、CRE2、次回BUNだけが上昇していることより、脱水から来る見かけ上の腎不全と考えられます。たしかにリスクがないとはいえませんが、手術先行で考えますね。ゾニサミドと臭化カリは、たぶん先行してフェノバルビタールを使用していて、血中濃度が規定量で、痙攣回数が落ちないため使われたのだと思います。通常血中濃度を外注で測ってダメなときに使いますが、副作用や、管理面のリスクが高いので、どうしてもこれでなければだめなのでしょうか?嘔吐はいつからでしょう?異物より前からなら、臭化カリの副作用かも。ゾニサミドはあまりメジャーではないので、よく分かりませんが、たしかに抗痙攣薬のひとつです。血小板の心配でしたら、骨髄機能を診ていただくと良いでしょう。
これはあくまで、書いてあることからだけの判断です。癲癇と胃内異物以外のことに関しては、可能性で考えれば、いくらでも考えられます。
膵臓のことは何か言っていませんでしたか?

投稿者 serakichisanta さん からの返答

伊東先生 お忙しいところ回答ありがとうございました。昨日エコー検査を行ったところでは脾臓など他の臓器に異常はないとのことでした。詳細は下部に記載させていただきました。よろしくお願いいたします。

serakichisantaさんこんにちは。
3年10ヶ月まえからの抗痙攣剤投与ですが痙攣発作は起こさないでうまくコントロールできていたのでしょうか?

抗痙攣剤は肝毒性があり肝臓機能障害を起こす薬です。
血液検査に肝酵素の数値が出ていないのですが、肝機能に問題はないのでしょうか?
他の検査の数値が分かれば色々と検討できると思うのですが、提供してもらった検討材料から考えるしかないと思いますので、
血小板減少症が先天的なものや免疫疾患でなければ肝機能障害からのものだと考えられます。
免疫疾患ならば血色素尿や皮下出血等の症状が発現するはずです。
また血液検査でのBUN、クレアチニンともどうしようもない数字とも思えません。
しかし手術をするには血小板が少なすぎておっしゃるようにかなり危険を伴うと思います。

嘔吐の原因が異物による物だけだとは限りませんがレントゲン検査で同じ位置に留まっているのでしょうか?

ドーパミンによって嘔吐を引き起こしている事もありますのでまず嘔吐をとめることを優先させてみてはどうでしょう。

実際に診察していないのであまり無責任な事は言えませんが、まず血小板減少症を改善してから異物の除去という手順になるのでしょうが体力との兼ね合いでどうしていくか決めるしか無いのでしょうね。
あまり良いアドバイスが出来ませんがアリスちゃんが良くなってくれる事をお祈りします。

投稿者 serakichisanta さん からの返答

中川先生 お忙しいところありがとうございました。先生のHP拝見させていただきました。てんかんについては先生のご卒業された大学病院にて診察を受けました。こちらの先生のお陰でてんかんについてはかなりコントロールできていると思っております。下記に詳細を書かせていただきました。よろしくお願いいたします。

 発症時の腎臓の検査結果からみると、腎臓が原因とは考えにくいのではないでしょうか。その後の悪化は、二次的なものだと思われます。肝機能障害も考慮するべきだと思いますが、所見がないのでなんともいえません。肝機能障害での血小板減少であれば、すでに肝不全の状態に近いと思いますし、血液凝固障害などが出ていてもおかしくありません。
 やはり、発熱と血小板減少が一番の問題点だと思いますので、免疫介在性疾患を疑うべきではないでしょうか。最低限、鑑別診断は下しておくべきです。鑑別診断は、検査項目が多くなりますし、場合によっては治療効果と総合して判断する必要もあります。 
 ただし、原因が何であれ、ここまでの血小板減少は非常に危険で、数値どおりであれば急性の出血も起こりえるでしょう。血尿や血便、鼻出血、皮膚の紫斑などに十分注意してください。また、DICという病気のの発症も十分考慮するべきで、凝固系検査やFDPなども見ておくと良いとおもわれます。
 胃内異物に関しましては、消化器症状には関連性を考えられても、他の症状の説明はつきませんので、慎重に考えることが重要です。
 ゾニサミドや臭化Kは、それほど重篤な副作用はないお薬ですので、投与量や発作の管理がしっかりできていたのであれば、原因ではないと思われます。ただ、今の状況では投与を続けるかどうかの判断も必要です。
 病状が複雑で、内容も限られてしまいますので、分かりにくいアドバイスになってしまい申し訳ありません。主治医の先生とよく相談して、見守ると同時に、小さな不安や疑問もどんどん先生に質問してください。

投稿者 serakichisanta さん からの返答

久山先生
お忙しいところ回答ありがとうございます。

先生方にご回答いただきましたが、その後の詳細などはこちらに書かせていただきます。
アリスですがまだ40度前後の熱があり、一昨日吐き気が治まったので昼に病院で食事を与えたところ夕方吐いたそうです。
血液検査による他臓器に関するものですが、肝臓をはじめ腎臓以外に数値上でおかしいのはないとのことでした。腎臓は入院直後のエコーで若干小さくなっていると言われました。昨日もエコー検査を行い腎臓に特に変化はなく肝臓、膵臓、脾臓などに変なもの見当たらず、胃にレントゲンで移らなかった3cm角くらいのものがあり、他にもあるようだ とのことでした。点滴についてはカロリーの高いもの変えたそうです。なお紫斑は点滴をしている足に1つあるだけで他にはでていません。

アリスの嘔吐は9月ごろに少しあったのですが、今回病院に行った11/5まではありませんでした。昨夜から今朝にかけては嘔吐もなく水を少し飲ませました。

てんかんに関して補足させていただきますと、02年1月に発作を起してから
現在とは別病院で診察を受け「ジアゼパム」を処方されましたが、発作が続き
3月に大学病院でてんかんを研究されている先生に診察を受け、MRI、脳波検査を行い、腫瘍などではない「特発性てんかん」と診断されフェノバールにしました。04年9月ごろから発作が激増しフェノバールの増量で対処していたのですがそれでも発作が治えることができず、12月に再び大学病院でMRI検査(海馬にかなりのダメージを受けていると診断)及び診察をうけフェノバールからゾニサミドに半年かけて切り替え、途中発作が起きたことから臭化カリを追加して、05年7月からゾニサミドと臭化カリを併用しています。この時に臭化カリが腎臓に影響がある可能性は伺っていて、その時の検査数値は少し高いが許容範囲内であったため、数値が上がれば臭化カリを中止するとなっていました。そのため今回大学病院の先生と主治医とで話をしてもらい現在臭化カリは中止しています。
アリスのてんかん発作は群発型だそうで、1度起きると3、4日間で10回前後おきます。地震の後や気温の上下が激しい、春や秋、台風通過後に多く起き、発作の回数(数えられたものだけ)は02年12回、03年34回、04年179回、05年231回、フェノバールをやめゾニサミドと臭化カリにした5月からは計20回と減り、前兆があればジアゼパムの座薬を使っていています。04年後半からは毎月のように発作を起していましたが5月以降は3ヶ月間発作がないなど、3度に渡って20回ですのでかなり少ないと思っています。

話を戻しますと今後の治療は当面は現状のままとし、血小板減少の原因を検査を行い、異物については関連性は否定できないが血小板の増加を待ちたいとのこと
でした。
私としては、点滴治療を続けて1週間が経過し腎臓関連数値も横ばいであるため、異物を取り除くことを先行して欲しいと思っていますが血小板が増えないことにはとSTOPになっています。嘔吐の原因がこの異物にあるとしたら、食事もできないまま血小板増加を待つ⇒体力は点滴だけでは落ちていく⇒手術不可 となるのでははないかと心配です。

各先生方の回答にございます疑問に全て答えているかどうかわかりませんが
よろしくお願いいたします。

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