伊東 彰仁 先生からの回答
確か、炎症浸潤部位の外側から、奥行きは筋膜までの摘出で、再発は防げたかと思います。再発性は高いのですが、転移は少なかったと記憶しています。
2005/12/01 09:57 参考になった! 0
投稿者 てんし さん からの返答
とても参考になるご意見、有難うございます。
再発を防ぐ可能性があることを知って気が楽になりました。
詳しいアドバイス、本当に感謝します。
2005/12/08 09:57
久山 昌之 先生からの回答
血管周囲細胞腫は、猫での報告はやはり少ないのですが、再発が多いのは事実です。ただし、再発の大半は保存的手術後(いわゆる完全に切除し切れていない手術後)が圧倒的に多いです。今回の場合、意図的に保存的手術を行なわれたものと思いますが、広範囲な切除を考えなければ再発は繰り返されることになると思われます。その選択肢の中には、断脚や断指も入ってきます。一部、放射線療法との組み合わせによって、保存的手術後の再発が減るという報告もあります。
主治医としっかり相談して、今後のことを考えてあげてください。
2005/12/01 11:11 参考になった! 0
投稿者 てんし さん からの返答
アドバイス有難うございます。
放射線療法も効果があるようですね。
ただ私自身知識があまりないので「放射線」と聞くと副作用など心配ないのかな、と考えてしまいます。
じっくり考えて最善を尽くしたいと思います。
2005/12/08 11:11
猫の血管外膜細胞腫
今年の1月に右の前肢に豆粒程の小さなしこりが出来、気になったので病院に連れて行きました。
まだしこりが小さかったので切除手術して細胞を検査するようにお願いしたところ、病理組織検査の結果が血管外膜細胞腫ということでした。
結果の詳細は、『間葉系由来の腫瘍性病変が見られた。
真皮から皮下に及んで浮腫状の基質を豊富に含む多結節性の充実性増殖果が形成されている。
小型均一な卵円形核を有する短紡錘形の腫瘍細胞は様々な方向へ向かう短小束状の配列で密に増生し、腫瘍細胞間に比較的豊富な膠原線維が認められる部分あり。
被膜の形成が不明瞭で局所浸潤性が強く、良性・悪性境界領域と言われる腫瘍性病変で、腫瘍境界が不明瞭で局所再発の可能性があり、検索した範囲内では脈管侵襲は見出されません。』とのことでした。
かかりつけの獣医さんは猫で血管外膜細胞腫は初めてだとおっしゃってました。
1月の切除手術以来、何事も無かったのですが、11月30日の朝、以前手術した部位の出血がありましたのですぐに病院に連れて行きました。
かかりつけの先生が「おそらく再発して、そこに違和感を感じて自分で舐めてただれたのだと思います。小さいうちにすぐに手術した方が良いでしょう。」と言い、私も同意見でしたので12月2日に手術することになってます。
再発の可能性はあると分かっていたのですが、断脚することなく完全に治れば、と思っています。
血管外膜細胞腫でネットで調べると、犬の例しか見当たらなかったのですが『再発するたびに悪化する』とどこかに書いてあったので不安になりました。
血管外膜細胞腫とは完治できるものなのかどうかを知りたいです。