だいじょうぶ?マイペット

飼い主の怠慢からなのですが・・・

質問カテゴリ:
皮膚の異常 / 便・肛門の異常 / 頭、胸、腹を痛がる

対象ペット:
/ その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2006/01/10 22:14

はじめまして。
昨日のことなのですが、突然庭で犬が倒れました。 
いつもの様に朝の散歩、食事も催促する程で、かわりなくウロウロしているなァ・・・と思っていたら、少し離れたところで、横たわっていたのです。 
歳なので、ひなたぼっこなど、寝ていることは多くなっているのですが、様子がおかしいと思い近寄ると、全身の力は抜け、息もかすか、眼もうつろになっていて、肛門から胃液のような便も出ていました。
すぐに病院に走りました。車内で痙攣もはじまりました。
病院で検温、血液検査をしてもらった結果、血液中にフィラリアがみられ、心拍がおかしいことから、心臓にはいったことによる心臓発作、他の臓器には異常はみられないとのことでした。
ここ4年ほど、フィラリアの予防を怠ってしまっていたので、私の責任以外にないのですが、処置法は1ヶ月おき投与の薬を飲ませることしかないといわれました。診察中に当のナチは何事もなかったように回復したのですが、いつまた発作がおきるかわからないといわれています。 
いろいろフィラリアのことを調べてみて、でも症状といわれる、咳、血便、血尿、息切れ、食欲不振など、どれもありませんでした。そして心臓に入ってしまったフィラリアには1ヶ月おきの予防系の薬は効き目がないと書いてあるものもあったので、心配でいろんな先生の意見がききたいのです。
長々すみません。宜しくお願いします。

異常な状態からの回復に、
どの程度の時間と、どのような治療が必要でしたか?

フィラリアではなく、
脳の問題の可能性は無いでしょうか?
突然の痙攣発作と、
そこからの何事も無かったかのような回復は、
てんかん様発作が考えられます。

さて、フィラリア症についてですが、
現在居るフィラリアを何とかするには、
殺虫効果のある薬を注射するか、
手術で取り出すしか有りません。

手術はもちろんリスクが有ります。
術中に亡くなる患者さんも居ます。
殺虫剤は、死んだ虫が肺の血管に詰まりますから、
処置後、苦しくなる子が居ます。
場合によっては亡くなります。
これらのリスクを考慮して、
主治医の先生は、予防の話をされたのではないですか。
フィラリアが体内で勝手に増える事は無いので、
今後しっかりと予防をされたほうが良いでしょう。

寄生数が増えると、今回のような発作が起こる確率が、
増えると思います。
今後の予防をお願いいたします。

フィラリアの感染していれば、その感染数や犬の大きさによって出る症状は様々です。
心臓やアレルギーによる肺炎などが原因で脳の低酸素状態になったのかもしれませんし、フィラリアにより、血栓(血のかたまり)などが出来て、脳内の血管に詰まり、そのような症状が出てきたのかもしれません。
もちろんフィラリアと全く関係なく脳腫瘍などで起こった可能性もあります。

今元気であれば、どこまで確定診断の為の検査をするか(したいか)という事を主治医の先生と話してください。CTやMRIを行うには麻酔が必要ですので、リスクも高くなります。

フィラリアの駆除は手術で取り出したり、注射で殺したりする方法がありますが、いづれもリスクは高いです(特に小型犬であれば)。やはりフィラリア症というのは予防は簡単で100%。治療は命がけという病気です。
また、月1回の予防薬の中には数年続ける(月1回で)と、成虫も弱って早く死ぬというものもあります。
どのように治療していくかは犬の大きさと全身状態・感染状況を考慮して、飼主様の希望も含め主治医の先生と決めていく必要があると思います。

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