橋本 祥男 先生からの回答
皮膚病は外見や症状だけで、
該当する病名を診断する事は出来ません。
ただし、同居犬にも多少なりとも同様の症状が有ったのでしたら、
伝染する病気が可能性として考えられるでしょう。
カビや寄生虫です。
同居犬が血縁関係にあるのでしたら、
遺伝的な素因も考慮に入れないと成らないので、
アレルギーなどの可能性も否定できません。
とにかく、皮膚病は繰り返しの検査が必要に成る事も有ります。
一度や二度の検査では確定されない事も有りますから、
先生と相談しながら、治療をしてあげてください。
2006/01/14 10:39 参考になった! 0
松倉 源太郎 先生からの回答
こんにちは。
犬の皮膚病は様々な原因が重なっていることもあるので、とても厄介な病気になっていることが多いです。原因が複合的であるために、とても文章だけでは判断することはできません。(しいて言うのならば、食事アレルギーのような気がしますが、断定はとてもできません。)
しかし、少しずつ良くなっているのでしたら、現在の治療は間違ってはいないということですので、様子を見てはいかがでしょうか。
それでも、ひどくなる場合や、原因の追究を行う場合は、皮膚生検を行って、病理学的に診断してみるのも、方法だと思います。
2006/01/14 10:47 参考になった! 0
今道 昭一 先生からの回答
皮膚や耳の異常、あるいは指を舐めるという行動を最初に見たのは何歳頃でしょうか?
また、皮膚の症状はどこに、どのような症状が出ているのでしょうか?
季節によって症状が良くなったり悪くなったりしないでしょうか?
そして、何よりも痒みがありますか?
これらの情報はアトピー性皮膚炎の診断には欠かせないものです。
フケや脱毛は皮膚炎に続発するもので、ここを見ていては診断はつきません。また、シーズーの皮膚疾患を考える場合は必ずアレルギー性疾患を頭に入れなければいけません。
そして、フケや脱毛があるなら、外部寄生虫(アカラス、疥癬、ノミなど)、微生物感染(細菌、マラセチア、糸状菌)を全てチェックしなければいけません。
当院では毎回これらを全てチェックしていますが、時間は30分以上かかる検査になります。文面にある症状からはこのような検査が絶対に欠かせません。いずれかの検査で異常が検出されるような気がします。もし、何の異常も見られなければ、症状にあった追加検査をしていくことになります。もちろん診断はその後にされるものです。
2006/01/14 11:10 参考になった! 0
伊東 彰仁 先生からの回答
原因が分からないということは、これらの検査をしていないということなのでしょうか?検査をしたが、陰性だったということでしょうか?
詳しく知りたいので、以下の検査を行ったかどうかと、行なっていればその結果を、申し訳ないのですが、再度ここか私のHPにお送りください。
1:皮膚セロテープ染色
2:抜毛検査
3:皮膚掻爬検査
4:真菌培養(真菌、酵母の同定まで)
5:特異的IgE抗体検出による、アレルギー検査(各項目)
6:血液性化学検査(項目ごと)
7:血液塗抹染色(血球像、百分比)
8:ホルモン検査(各項目)
9:パンチバイオプシー
すべてやる訳ではないのですが、原因が分からないとなると、どこまでやったのか気になります。
2006/01/14 17:43 参考になった! 0
全身脱毛
5才になるシーズーを飼っています。去年の9月に顔を痒がり円形脱毛になりました。当初市販の塗り薬をぬっっていましたが効果がありませんでしたので獣医さんに見てもらっていましたが皮膚が硬くなり大きなフケが出て酷くなり全身脱毛のようになってしまいました。11月暮れに獣医さんを変えて治療中です。①食物アレルギー②寄生虫③かび等が原因になると言われ検査しましたが原因が分からないそうです。今は皮膚も柔らかくなりフケも小さくなり新しい毛も少し生えてきました。同時期に他のシーズー2匹も痒がり出しましたが小さなフケが出るくらいで酷い脱毛にはなっていません。該当する病名は何でしょうか?