中津 賞 先生からの回答
股異形成(股関節形成不全)は体重が急に増加し、運動量が増える4~12ヶ月令で正常に座れない等の症状を現して、飼い主が気がつきます。この頃から定期的に診察を受けて、手術の適期の見極めをつけながら経過を観察していきます。
1そして生後1年くらいまでに、通常は股関節が脱臼しないように、骨盤を形成する骨を3カ所切断して、骨盤を回転させて、大腿骨頭窩を深くする手術をします。
2体重が15キロ以下の犬なら、脱臼傾向にある大腿骨の骨頭部を切除する手術法もうまく行きます。
3成犬では人工関節置換手術が適応されます。体重が58キロですと、床擦れの発生等の術後の管理に問題が起こってきます。本手術については、獣医科大学の付属病院等で相談されてはいかがでしょうか。
2006/07/14 10:28 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
ご丁寧にお答えくださり、ありがとうございました。
ここ数日の急激な暑さで、先日まっくは熱射病と足の腫れからくる熱で他界してしまいました。
3ヶ月散歩もいけず、体力が落ちていたので暑さに耐えられなかったのだと思います。
ありがとうございました。
2006/07/21 10:28
股異形成
早速ですが、家で飼っているセントバナード5才が、先天性で股関節の丸い部分が小さく、この春その部分が摩耗してなくなってしまいました。
今の状態は、股関節をはめることが出来なく、常に脱臼状態で、足がパンパンに腫れています。
以前は散歩が大好きでかなりの距離あるいたのですが、今は立つことすらままになりません。
掛かり付けの獣医さんによると、人工関節を入れるしかないと、言っておりましたが、セントバナードでは症例を聞いたことがないといわれました。
治療法は無いのでしょうか?
まだ、5才で若いので治してやりたいのでよろしくお願いします。
患部は左股関節です。
体重58キロ おす 5才 病歴無し