中津 賞 先生からの回答
脊髄の圧迫による症状があります。今レントゲンで癒合しているところか、あるいは他の部位で椎間板ヘルニアを起こしています。今回は内科療法が奏功していますが、再発は必至です。この次も同じ様な後躯の起立不能の症状が出たときはすぐにCTかMRIで部位を特定して、再発から出来るだけ早く数日以内に手術をすることをお勧めします。普通の開業医でも出来る技術です。出来る病院を探しておくことも大切です。大型犬ですので、後躯麻痺が回復しないときは世話や介護が大変です。
再発を遠ざける方法として、段差の有るところを避けて下さい。階段の上り下り禁止です。幅の有る溝を飛び越えさせないで下さい。ボール遊びも禁止です。室内犬なら、ベッドやソファーへ飛び上がらせないで下さい。平らな滑らない場所での運動なら良いでしょう。背中の動揺を抑える目的で厚い板を背中に固定すると少しは良いでしょう。いずれも獣医師とよく相談してください。
2006/08/25 12:30 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しいなか丁寧な回答ありがとうございます。やはり外科手術が最良の方法なのですね。手術が可能な病院を近くで探してみます。
ありがとうございました。
2006/09/01 12:30
変形性脊髄症の治療方法
はじめまして。
ナナ(ゴールデンレトリーバー:メス:7才)の病気の治療方法について相談致します。
ナナは現在変形性脊髄症と診断されております。
5日ほど前より後ろ足に力が入らず、歩く事はおろか自力で立ち上がる事も困難な状態になってしましました。腰や足に痛みは無いようでした。
治療を御願いしています先生によりますと『レントゲン写真より背骨が変形し背骨同士がくっついていることにより、脊髄を圧迫し後ろ足麻痺の状態になっているのではないか』との事でした。
治療方法として投薬により炎症を抑える方法と、外科手術があるとの事ですが外科手術をするには他県の大学病院でなければ無理との事で、距離や金銭的な面でも手術は難しい状態です。
なんとかして治してやりたいのですが投薬、手術の他かに有効な治療方法は無いのでしょうか?
ちなみにナナの現在の状態は投薬治療により落ち着いているそうで、多少よたつくものの自力で歩いて排便出来るところまでは回復したそうです。
皆様、お忙しいとは存じますがどうぞ宜しく御願い致します。