北森 隆士 先生からの回答
甲状腺機能低下症は、皮膚の病気ではありません。たしかに甲状腺ホルモンが低下すると脱毛する子がこの病気の数十%にみられることがありますが、危険なのは、この病気では、貧血、心拍数の低下、低体温といった、致死性の病態が現れることです。
ホルモンも色々な機械の測定方法によって、正常値がことなり
ますが、先生がホルモンレベルが低いと判断されたのであれば、
投薬すべきだと思います。そして、数週間間隔で、しばらくは
値をモニターし、上がりすぎていないか確認すればよいと思います。
<副作用として、体重が増えてしまったり、食欲が増えてしまう<ことなど、とても心配しており、
致死性の病態が上がるリスクを考慮すれば、このような
ことは小さなことです。あとは前記のように、しばらく
モニターする必要があると思います。
2006/10/30 16:35 参考になった! 0
投稿者 凛々 さん からの返答
回答ありがとうございました。
投薬をしながら様子を見ます。
2006/11/06 04:35
甲状腺機能低下症
はじめまして。現在5歳の雄と雌のシーズを一匹ずつ飼っているのですが、
雄犬が膀胱炎になったのをきっかけに去勢手術をうけました。(10/4)
その去勢手術の経過は良好なのですが、急に右前足を床に付けなくなり、元気がなくなってしまいました。(10/17)原因が全く分からなかったので、病院に連れてゆき、レントゲンや血液検査を行ったのですが、その血液検査の結果ホルモンの数値が雄0.8、雌(同席したついでに血液検査をしました)1.2ということで、甲状腺機能低下症とホルモンの薬を8日分出されました。幸い足の方は捻挫の疑いが強く、非ステロイドの注射を3日間打って痛みが取れたせいか、とても元気になりました。(お医者様には痛みが取れただけで傷が治ったわけではないので、走らせたりせず安静にとの事)
ただ、甲状腺機能低下症ということを調べると毛が抜けたり、無気力だったりとあまり我が家の犬たちに見られない症状が多く、去勢した雄犬に薬を上げることの副作用として、体重が増えてしまったり、食欲が増えてしまうことなど、とても心配しており、薬を上げることに抵抗があるということ。
数値として足りないという説明は受けましたが、薬を飲ますことでどうなるのか等良く分からない(先生は熱心ですが、とにかく患者さんが多くくるので、忙しない感じになってしまいます)このホルモンの薬はのませるべきなのでしょうか?それとも現時点で何の症状もないのであればあげないほうがよいものなのでしょうか?教えてください。お願いします。