是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、しばわんこさん
さて、今回麻酔下で爪も切ってもらったということですね。
何故?という理由はおそらく診察処置をされた先生に聞いていただくのがいいと思うのですが、理由として考えられるケースを述べてみますね。
まず、爪を切る場合、血管と神経は並走して爪の中を走っていますので、それらを傷つけないようにしながら切ることになります。
しかし爪がひどく伸びていたりすると、それに伴って血管、神経が通常よりも伸びているためそのぎりぎりのところまで短く切り、次回さらに短く切るという具合に、いっぺんにではなく少しずつ爪を通常の長さにする目的で、深爪気味に切るケースがあります。
その他にも、麻酔のかかった状態でじっとしている間になるべく短くしてあげた方がいいだろうというサービスだったのかもしれませんが、あえて、断面から血管が見えるほどの深爪という事だと、先ほどの爪が長めだったというケースが一番考えられるのですが……
獣医師として、飼主さんの疑問にはきちんと答える義務があると思いますし、飼主さんは伴侶の為にも、疑問は聞いていただく必要があると思います。不安に思っている場合には、その場でどんどん質問してみてくださいね。
どうぞお大事に。
2007/02/15 10:59 参考になった! 0
投稿者 しばわんこ さん からの返答
是松先生、お忙しい中、どうもありがとうございました。意図的な深爪もあるとのこと、安心しました。先生のおっしゃるとおり、たしかに普段は長めで、カットも長めでした。素人判断で、「痛みは?」か、「出血もだいぶしたんだろうか」などと、マイナス面ばかりの心配をしていました。「獣医師として・・・」との先生のお言葉は、大変胸に響きました。次回からは、納得して病院を後にできるよう、自分も努力します。ありがとうございました。
2007/02/22 10:59
深爪
6年目になるミックス犬、オスです。先日、歯の治療のため、いつもと違う病院でお世話になったのですが、手術のついでに爪切りもしていただいたのですが、「深爪ですから、出血するかもしれませんが」ということで、見ると、全部の指が、血管?が見えて、痛々しいほどで、びっくりしてしまいました。
「どうして深爪を?」という質問ができないまま、帰ってきてしまいました。
家では時々指を舐めています。
本などには「深爪には注意」などと書いてあり、疑問です。
何か専門的な理由などがあるのでしょうか。
お聞かせ下されば幸いです。