だいじょうぶ?マイペット

耳の中に血がたまって手術したのですが・・・?

質問カテゴリ:
耳の異常

対象ペット:
/ ビーグル / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
兵庫県 / kurutaさん (この方の過去の質問 1件)

 
2007/02/27 23:24

病院に対して悩んでいます。
今年の1月3日に耳血腫と診断されました。左耳が汚れていてそこで耳を激しくふった時に中の血管が切れたことで血がたまったと診断され、そこから3.4日おきに通院して6回、耳の中の掃除と、注射器で血を抜いてもらう処置と(かゆみ止めか痛み止めの)注射をしてもらっていました。
その間も普段のように気持ち悪そうで耳はふっていました。
でも、血のたまるのは変わらず、先生が、このまま同じ処置をしてもいいが、もし直らなかった場合、結局手術と同じ費用がかかってくるので、手術を勧めるといわれ、考えたあげく1月27日に手術をしてもらいました。手術の前には健康診断と心臓に雑音があったので、レントゲンもしてからしてもらいました。心臓が少し肥大ぎみなのでなるべく早く終わらすようにといわれて、それ以外の所も血液検査、肝機能、腎機能などすべて正常で、手術をしてもらい、成功といわれました。
そこから週2回のペースでずっと通院し、痛み止めと化膿止め飲み薬を朝と晩飲ませていました。その時も耳は包帯で巻かれているので同じようにふっていました。
そこから2週間ほどたって抜糸をしてもらい、そのあとも週2回通い、耳掃除も毎回してもらい、経過は順調で血もたまってなく、耳もきれいになってきているのでと、2月18日前後にエリザベスカラーだけになり、そのころは前よりは耳を振る回数は減りましたが、普段から全く振らなくはないので回数が減った感じです。
2月22日にはエリザベスカラーをはずしてもらって、次は1週間後といわれました。


そこからです。エリザベスカラーをとって2日後、
24日にまた血がたまっていたので25日病院に再度いきました。血の場所は前の場所から少しずれた辺りです。先生が言うには血の色が明るかったので、どこかにぶつけたのかもしれないといわれました。それで局部麻酔をして1針だけそこを縫いました。といわれました。クルタはもしかしたら血が止まりにくいかもしれないともいわれました。それでその日は止血剤をして、26.27日と止血剤とあと様子を見るので通院といわれました。
25日に病院へ行って見てもらったときは耳もきれいで血はたまってないといわれました。それで次の日27日に見せに行くとまた血がたまってるといわれました。
それで私は、どうしてかと聞いたら再発といわれました。
また違う血管が切れたのかとも聞いたら違う場所と最初の手術の時に縫った場所で重なってるといわれました。

ここで私はすごく疑問がでてきました。
最初の6回の治療で治らないから手術を勧められ、1ヶ月前に手術をしてから週2回のペースで通院して先生にも診察してもらっていて順調といわれているにもかかわらず、カーラーをはずして1日で血がたまり、違う所にぶつかったかもといわれ、その違う場所をまた新たに1針縫われ、また2日後に血がたまり、手術した所と違う所が重なった状態で再発といわれ、
それで先生に聞きました。同じ手術をしてまた治らなかったらまた手術その繰り返しですかと聞くと、そうですといわれました。どうしても頭を振ることが血がたまりやすくなってしまう。と。私は治してもらうために病院に2ヶ月かよっているのです。
私は頭を振るのがわかってて、24時間毎日それを見ることは出来ないし、それを直してほしいから高いお金を払い、手術をしました。
手術は成功しているのでしょうか。1ヶ月前に(6.7箇所)つなぎ合わせたばかりのところからまた血が流れ出ることはあるのでしょうか?後から縫った1箇所の所は2日目にまた血がたまってちゃんと縫えているのでしょうか?
ちなみに動物病院はリニューアルして3F建ての犬、猫、小動物、先生が常時男女5人ほどはいて年中無休の10時から夜の10時位まであいているホテル、美容室も入っているとても大きな病院で、クルタが3ヶ月位のころから通ってはいる病院です。

ながながと申し訳ありません。不安と腹立たしさとで頭の中がいっぱいです。
家は女しかいない家族で病院に対してもやっぱり男の人が言うほど力強さもありません。気持ちが伝わらないのが不安です。
他にも方法はあるのでしょうか?違う病院にいって聞いて診察してもらうべきなのでしょうか?
色々アドバイス、先生からみた意見、よろしくお願い致します。

頭部を振る、耳周辺を叩くように掻くを繰り返し行う事で起こり易く原因として耳内病気、皮膚病、頭部内病気など原因を確認する必要があります。
耳内(外耳から鼓膜周辺、中耳、内耳)の汚れの原因は何かを調べ原因治療を行わないと頭を振る動作は止まらないと思います。
止血しにくい時免疫関与も指摘されますが、血小板やリンパ球の働きにも注意する必要が有ります。
エリザベスカラーは悪化を防ぐ為に一時的に使用することはありますが治療が良好であれば必要は無いと思われます。
注)強制的防御法は動物(人)に苦痛と違和感を与えまた見た目の悪さから一時的使用はするも長期は避けるべきと考えます。
病院は大きい小さいの判断ではなく、丁寧な診察と納得出来る説明が有るか無いかだと思います。





投稿者 kuruta さん からの返答

お忙しい中、長々としたメールを読んでいただき、返答本当にありがとうございました。
とても気持ちが楽になり、病気の治りにくさ、他の治療方法、とても参考になり、本当に感謝の気持ちで一杯です。
メールして本当に良かったです。
本当にありがとうございました。

こんにちは、kurutaさん。

耳血腫と診断されたクルタ君、経過が思わしくないようですね。
耳血腫でこういう経過をたどるケースが時折あるようですが、内服薬等による免疫療法はとられているでしょうか?

具体的な治療方法は、それぞれの病院で異なるとは思いますが、アプローチとして、今回の先生のような治療方法も間違っていないと思います。手術がうまくいっても、新たな場所での再出血までは防げないでしょうし、それを獣医師の責任とするのは酷なような気がします。
しかし、kurutaさんのお気持ちもわかります。
これで治ると思われたのに、また治療が最初からやり直しのような気がしているのだと思います。
けれど、クルタ君の病気は、目の前にあります。何とかいい方法をみんなで探してみましょう。

免疫障害により血管の壁が破れやすくなっている子で、くせなどで耳をよく振る子の場合、よく耳血腫が長引く事もあるようですが、その場合、わたしの病院では慌てて血腫の吸引は行わず、まず免疫療法を行います。
その後3~5日後に血腫の吸引を行うかどうか決定します。経過がよければ、吸引せずにすむことも多々あります。
クルタ君も免疫療法を行っていないようであれば、免疫療法と止血剤の併用といった内科療法を検討してもらえるといいのですが。

参考になれば幸いです。
どうぞお大事に。

投稿者 kuruta さん からの返答

お忙しい中、長々としたメールを読んでいただき、返答本当にありがとうございました。
とても気持ちが楽になり、病気の治りにくさ、病院への不安の解消、クルタと一緒に治療を頑張ろうという考えがでてきました。
私も真剣に悩み、まじめに書いたメールを、飼い主、先生側から両方の視点での意見や、他の治療方法、とても参考になり、本当に感謝の気持ちで一杯です。
メールして本当に良かったです。
本当にありがとうございました。

 先が見えないことに大変な苛立ちと悲しみでとても辛い日々を過ごしていらっしゃる事と思います。飼い主の方もクルタちゃんも大変苦しんでおられるのですね。
 この病気の患者さんがいらっしゃいますと、私もこれから先の治療の試行錯誤と飼い主の方の辛さを考え、治療を始める前から憂鬱になります。
 この病気の基礎疾患としては耳の病気が原因であることが多いのですが、アレルギーや自己免疫性疾患やそれによる血小板減少症などが隠れていることが良くございます。
 一般的な治療法としては外耳炎や中耳炎などの目に見える疾患を処置しながら耳介切開・婁管(ドレーン)の設置・皮膚と耳軟骨を癒着させるための数箇所の縫合・圧迫止血・・・などの外科的処置を行います。別の方法としては止血剤やステロイドなどの免疫抑制剤を用いながら局所の処置を行う内科的療法がございます。
 上記のものを組み合わせながら治療して行きます。初回の治療時には貯留した内容物を確認(検査)するために吸引する病院とむしろ吸引せずに内科的に治療を開始する病院と耳介の萎縮を防ぐために最初から手術と圧迫固定を行う病院などがございます。
 いずれにせよかなり長期戦になり、再発を繰り返しやすい病気といえましょう。

 今後の治療の展望をよく聞き、獣医師の説明で納得できた治療を受けてください。
 私も獣医師の一人としてこれを契機に反省し、気をつけて病気や治療法の説明・展望をお話して行きたいと思います。
 外来の時間中にはついつい忙しく説明をしていないこともございます。ここでお詫び申し上げます。
 お大事にして下さい。

投稿者 kuruta さん からの返答

お忙しい中、長々としたメールを読んでいただき、返答本当にありがとうございました。
とても気持ちが楽になり、病気の治りにくさ、病院への不安の解消、クルタと一緒に治療を頑張ろうという考えがでてきました。
私も真剣に悩み、まじめに書いたメールを、飼い主、先生側から両方の視点での意見や、他の治療方法、とても参考になり、本当に感謝の気持ちで一杯です。
メールして本当に良かったです。
本当にありがとうございました。

耳血腫は、非常に発生率が高いにもかかわらず、なかなか治るものではないので、獣医師なかせです(すぐ治る子もなかにはいますが・・・)。治り辛いのは、特定の原因による疾患ではないからです(免疫の問題、耳の形状、痒み、性格・・・・・など)。ちなみに当院では、1年も再発を繰り返した子がいました。

米国では、耳を短く切除する手術もあります。耳がなければ
ならないという、彼らの合理的な考えですが、それくらい
治り辛い疾患なのですよ。


>不安と腹立たしさとで頭の中がいっぱいです。
不安なのはわかりますが、腹を立てるのは良くありません。
病気は、先生の個人の力ではなく、獣医学が治しています。
その獣医学がまだまだ病気を解明していないとしたら、それは
先生の責任ではないでしょう?

問題があったとしたら、
『手術で絶対に治ると思わせた先生』のそのインフォームに
あるのでしょう。ただ、言葉というのは、なかなか難しく、
先生としても、そのようなつもりではなかったのかもしれませ
ん。

転院に関してはなんともいえませんが、転院するにしても
治り辛い疾患であるということは心に留めておいて下さい。

投稿者 kuruta さん からの返答

お忙しい中、長々としたメールを読んでいただき、返答本当にありがとうございました。
とても気持ちが楽になり、病気の治りにくさ、病院への不安の解消、クルタと一緒に治療を頑張ろうという考えがでてきました。
私も真剣に悩み、まじめに書いたメールを、飼い主、先生側から両方の視点での意見や、他の治療方法、とても参考になり、本当に感謝の気持ちで一杯です。
メールして本当に良かったです。
本当にありがとうございました。

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