井上 平太 先生からの回答
この病気はとても不思議な感染症です。抗体価の値と症状は比例する事が多いのですが、低くても症状が強い場合も高くても無症状の内に天寿を全うする子もおります。なお、この場合の抗体価はFIPの抗体価を測っているのでは無く、コロナウイルスの抗体価を測っているのです。そのために妙な結果が出る事があるともいえます。
そもそも普通の感染症は抗体価が高い動物の方が安全に病気が治る事が常ですがこの病気では反対にその抗体が体に悪さをしてしまうのです。まるでウイルスに対して花粉症のようにアレルギーを起こし全身に強い炎症が起こってしまい免疫が暴走してしまうかの様な状態なのです。
感染を耐過し、事無きを得る子もたくさんおります。落ち着いて少し期間を置いてから再度検査すると良いと思います。
お大事にしてください。
2007/03/28 01:43 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
さっそくのお返事ありがとうございます
検査結果が出てからは、もう死刑宣告を受けたように
毎日毎日、辛い日を送っておりましたが、最近では、嘘のように元気をとりもどしています。
抗体値が高いまま、天寿を全うする子もいると聞き、安心いたしました。
この子は、とても怖がりで、キャリーバックを見ただけで逃げ出してしまう程ですので、強いストレスはなるべくかけない様にして行きたいと思います。
ありがとうございました。
2007/04/04 01:43
伝染性腹膜炎
はじめまして
お世話になります
ミックス猫三歳、雄です
去勢済みです
嗜眠傾向が見られたので三週間程前に受診いたしました
その時、血液検査、尿検査とも異常は見られませんでした
その後、1週間しても症状が良くならずに再度受診いたしました
その際、抗生物質の注射を二種類打ちました
そうすると、その日の晩から元気を取り戻しました
二回目に受診した時に、FIPの検査もお願いしていましたので
その結果を待っていました
すると、抗体値が12800もあり、びっくりしました
今は、食欲もあり、元気もあり、嗜眠は治まっています
数値だけでこの病気を判断するのは、難しいと思います
他に症状が出ていないし、受診する前の状態に戻っています
不安で仕方がありません
今後、やはり発症してしまうのでしょうか