井上 平太 先生からの回答
写真を拝見いたしますととりあえずの想定である細菌感染による表在性化膿性皮膚炎が、私にも疑われました。
しかし、これに固執せず、真菌症・カイセン・デモデックス等も考えた検査をした方が良いかもしれません。
ここから下の記述はビグちゃんの全身状態を知らない獣医師の言葉として参考までに・・・
テンポウソウなどの自己免疫性疾患の治療は感染症の治療とは全く逆の治療になります。腫瘍の危険性も考えると私は皮膚の全層採取をして病理検査を受けた方が良いと思います。無麻酔で全層採材できる器具もございますので相談されると良いと思います。
お大事にしてください。
2007/03/28 01:12 参考になった! 0
投稿者 ニール さん からの返答
御回答ありがとうございます。
無麻酔で可能な器具もあるのですね。
また明日、お医者さんに見ていただき
相談してきたいと思います。
私自身の励みというか、気持ちも
アドバイスをいただけると元気に
なりました。
ビグとがんばっていきます。
ありがとうございました。
2007/04/04 01:12
今道 昭一 先生からの回答
激しい皮膚炎が主な症状のようですね。
最初に考えることは、皮膚の深いところで起こった膿皮症、アカラス、真菌感染などの感染症がないかどうかを検査で調べておきましょう。また、同時に外傷や褥創についても病歴や症状から判断できると思われます。
ここまでで原因がわかれば治療を始めて下さい。
しかし、原因がわからないときは症状に関する詳細な情報、血液検査や尿検査あるいはレントゲンなどを含めて全身状態を検査する必要があると思われます。
また、皮膚病変からは細胞診なども追加する必要があるでしょう。
天疱瘡を初めとする免疫疾患、腫瘍、薬疹、引っ掻きなど原因は様々で検査や症状から区別するべき病気を絞り込んでいきましょう。
2007/03/28 09:44 参考になった! 0
投稿者 ニール さん からの返答
御回答ありがとうございます。
検査含め、明日お医者さんのところで
相談をしてまいります。
これまでこのような症状は全く
みせなかったのですが、最近急に
元気がなくなったというか、
寂しい顔になってきたようだったので
心配になっていました。
ビグとともに、がんばっていきます。
ありがとうございました。
2007/04/04 09:44
皮膚の上に皮膚が出来るような皮膚異常・脱毛について
はじめまして、愛犬に異常がありアドバイスを頂きたいと思います。
ビーグル犬14歳です。首をかいてあげようと、触ってみると皮膚が
かさぶたのように硬くなっていました。毛をかき分けると、皮膚は赤くなり
毛を引っ張ると皮膚がはげるような状態でした。
翌日お医者さんへ連れて行くと、両足の付け根も同様に
毛が抜けてただれたような皮膚が見えていました。
感染症または、皮膚の隆起があるので腫瘍の可能性もありとのこと。
皮膚をえぐらないと、腫瘍の判断がつかない。しかし、
老犬で痩せてきているため、体力的に難しいということで
とりあえず、感染のケースも想定して抗生剤を1週間頂きましたが、
改善が見られませんでした。
その後、落葉状テンポウソウではないかという意見を頂き、
ステロイド剤を頂いているのですが、皮膚の赤みが引かず、
脱毛範囲も広がりつつあります。
本人は痒がっている様子を見せません。
珍しいようで、写真を撮らせてもらってもいいですかと
先生もおっしゃっていたので・・・
少し不安です。
何か思い当たる、病気等ありましたら
アドバイスよろしくお願いします。