是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、殿くんの飼主さん。
両前足の関節の変形がレントゲン写真で確認されたということですが、どの程度の変形があったのか、それによって、今後の治療方針が大きく変わってきますね。
関節の変形によっては手術の適応になるかもしれませんが、術後の事を考えると、まずは体重を減らすことを勧められたのでしょうね。
確かに、体重39キロは、ラブラドールとしても大きいので、関節にかかる負担は大きくなります。
食生活の見直しをしながら、減量は続けていただくといいと思います。
また、痛みをやわらげる方法として、レーザーを用いたツボ治療なども効果があります。昔ながらの鍼灸療法も同じように効果があるようです。
残念ながら、最初に述べた通り、関節の異常が単純な関節炎なのか、それとも大きく変形を伴っている関節の病気なのか、どのような病気なのかによって、今後の治療方針も、投薬を続ける目安となる期間も大きく異なってきますので、これ以上の回答は難しいかもしれません。
今回のような跛行を伴う関節炎で、レーザーを用いたツボ療法は有効な治療法でありますので、ご近所で取り入れられている病院があるといいのですが。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください。
2007/03/28 16:43 参考になった! 0
投稿者 殿 さん からの返答
アドバイス、どうもありがとうございました。やはり、減量から頑張ります。
そして、レーザーを用いたツボ治療にも興味がありますので、調べてみようと思います。
ひとまず、痛み止めがなくなったので再度受診してみて、また先生とも話し合ってみようと思います。
本当にありがとうございました。
2007/04/04 04:43
関節炎
はじめまして。アドバイスをいただきたく突然のメールにて失礼いたします。
ラブラドール6歳7ヶ月、骨格が大きいこともあり体重が39キロあります。
ここ1ヶ月くらい、くつろいで横になってる状態から起き上がると、最初の頃は後ろ足がふらふらしてたのですが、しばらくすると左前足をかばうようにビッコを引いて歩くようになりました。
特にその足を触ったからといって痛がる様子はないのですが、歩く姿が痛々しいので2~3週間前に病院に受診したところ『剥離骨折にしては年齢もいっているし体重が重いから関節にきたのでは。』と言われました。念のためレントゲン写真を左右前足を撮影してもらったところ、左右両方の関節の形が変形しているようです。
このときはとにかくダイエットをすることを言われ、痛み止めの飲み薬と、コンドロイチンのサプリメントのようなものを出してもらい様子を見ることになりました。痛み止めを飲ませれば、寝起きもとても楽そうなんですが、痛み止めがなくなったらまた同じように痛々しくビッコを引いて歩きます。サプリは、表示されてある量を毎日飲ませてます。痛み止めが切れて病院に再度行き、頓服として飲ませるようにと少し多めに痛み止めを出していただいたのですが、それもまたなくなりそうです。
もうしばらく痛み止めを飲ませ続けて様子を見たほうがいいものか、別の治療法があるものか、アドバイスをいただけたらと思います。