だいじょうぶ?マイペット

抗がん剤について

質問カテゴリ:
手・足の異常

対象ペット:
/ ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
長野県 / applepieさん (この方の過去の質問 1件)

 
2007/05/11 11:27

ゴールデンレトリバー、メス11歳です。一ヶ月ほど前に、後ろ脚の膝の部分に悪性と思われる腫瘍がみられ、断脚手術を受けました。病理診断名は骨膜線維肉腫でした。レントゲンでは胸部・腹部に転移は見られませんでしたが、転移が全くないとは言い切れないということで、抗がん剤治療をすすめられています。この線維肉腫には抗がん剤がどのくらい効果があるかというデータがないのでやってみないとわからないが、やるのとやらないのでは寿命がちがってきますよ、といわれました。なんだかお金儲けのために抗がん剤をすすめているのか、という気さえしてしまいました。

私たちとしては強い抗がん剤で辛い思いをさせたくないと思っています。現在は、食事も手作り食に変え、抗がん効果があるといわれているサプリなどを飲ませています。今は食欲もあり元気です。

しかしやはり転移が認められないうちに抗がん剤治療をするほうが良いのか、といまだに迷いがあります。どうしてあげたいのか、という考え方次第だとは思うのですが・・・。ちなみに心臓肥大もあるそうなので、余計に抗がん剤は心配です。近いうちに別の病院にも行ってみようと考えておりますが、先生方のご意見もお聞かせいただきたいと思い、相談させていただきました。よろしくお願い致します。

今本です。

抗がん剤というものに対しての考え方は色々とありますので、私の意見を少しだけ。

抗がん剤は、強い副作用も出ますが、寿命の延長を可能にすることもあります。抗癌効果のあるサプリメントは、抗がん剤と比較してはるかに抗がん効果も弱いことが多いです。

転移が認められていない場合といっても、実際には、レントゲンなどでは、微小な大きさの病巣は発見できませんし、腫瘍が大きくなった段階で、多くの場合で転移の可能性を否定することは出来ません。

私も同様の症例で、抗癌治療を試みたことがりました。
一時的には、改善傾向を見せましたが、肺への転移がありました。何もしないままでは、腫瘍細胞をのさばらせることになる可能性があるので、それに対して少しでも何か攻撃できないか?という判断のもと、主治医の先生は、がん細胞を攻撃する可能性から考えて、抗がん剤をお勧めになったのではないでしょうか?

お金儲けのために、そんなリスクの高い抗がん剤治療を気軽に勧めることはないと思います。何より、抗がん剤治療って、利益はなくて、本当に精神をすり減らす大変な治療です。やってく時には、手術並みの緊張感があります。

近いうちに別の病院での先生の判断をあおいで観るのもいいと思います。腫瘍の得意な先生に一度話を聞いてみてください。

投稿者 applepie さん からの返答

丁寧でわかりやすいご回答ありがとうございました。大変参考になりました。また別の病院でセカンドオピニオンを伺ってみようと思います。抗がん剤についてはそれからまた考えてみます。ありがとうございます。

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