だいじょうぶ?マイペット

溶血性貧血

質問カテゴリ:
歯・舌・口の異常 / 体重の異常 / 食欲の異常

対象ペット:
/ ミックス / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2007/05/31 08:32

はじめまして、9ヶ月の猫(雑種/雄)です。
アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。

数週間前から、猫砂を食べるようになってしまい、連日便にそのままの状態で排出されていて他の兄弟よりも元気がありませんでした。砂の種類を変えても辞めないため、5/21に予防注射と去勢手術の相談も兼ねて受診しました。

便を検査した感じでは、消化吸収には異常は見受けられないが、口の中が白いのが気になると言われました。
貧血の疑いがあるとの事でしたが、腸の中を綺麗にして改善が見られないようであれば血液検査しましょうと言われ、一週間投薬(粉薬)しました。

猫砂は全部排出されたと思われますが、元気がなく食欲も落ちて来たので再度5/28受診し血液検査をして頂いた所、溶血性貧血と診断されました。
猫は原因がウイルスの事が多いそうですが、FeLV抗原、FIV抗体共に陰性でした。

連日、様子を見に行っていますが、日に日に悪化しています。
5/29は自分から私の所までよって来て抱きついて来たのですが、5/30は毛繕いもせず、自ら立ち上がる事もままならない状態でした。
病院の先生が流動食を食べさせても飲み込む事もしない程だったので、面会時に私が多少無理矢理食べさせたら、少し飲み込んでくれました。

現在に至っても原因は不明のまま、治療は造血剤、鉄、ビタミン等を投与しているようです。輸血は出来る状況ではないそうで、何とか自力で造血してくれるのをひたすら願っています。
今まで外に全く出た事がなく、病院も初めてだったのでストレスで治療効果が得られないのではないかとも考えて一旦家に連れ帰った方がいいかもしれないと先生もおっしゃってくれましたが、共働きで日中誰もいない時に急変したらと思うと、もう少し回復するのを待つしかないのかと悩んでおります。

このHP上の質問で溶血性貧血の時に、抗生剤の投与で回復する事があるとの記載がありましたが、かかりつけの医師から抗生剤の話は全く出ていません。
ウイルスの検査機関でもっと詳しい調査をしたら原因を究明出来るのでしょうか?
原因が判明すれば、治療方法も確立出来ると素人判断では考えているのですが、ご助言お願い致します。



以下、参考のため血液検査結果で正常値外だった項目です。
AMY1222U/L、BUN43mg/dL、Ht10.7%、RBC210万、Hb3.1g/dL、PLT9.3万

溶血性貧血の原因を以下にあげます
①ねぎ中毒(ねぎやたまねぎのはいった食べ物を与えた場合:ハンバーグ等)
②赤血球寄生虫(ヘモバルトネラ):屋外での感染
③自己免疫性溶血性貧血:自分の赤血球を抗原として認知し赤血球を破壊してしまう)
④化学物質(洗剤類や塗料にはいっているアセトアミノフェノン、フェノール類)
部屋内で考えられるのは①と④です。
抗生物質が効果があるのは②です。
上記血液検査でBUNが多少高いようなのですがクレアチニン(Cre),や肝臓の数値(GOT,GPT)が正常なら③が疑われますが
これは難病なのです。確固たる治療法がわかりません。
しかし③ならもっと早期に症状は出てくるはずです。
遺伝病と考えられてます(間違ってたらすみません)。

投稿者 さん からの返答

回答頂きありがとうございます。

再々血液検査の結果も思わしくなく、症状の改善が見られないので、昨日自宅に連れ帰ったのですが、昨夜息を引き取りました。
容態が急変してから、亡くなるまで本当にあっと言う間で苦しまずに私の腕の中で亡くなりました。

岩田先生のおっしゃるように自己免疫性溶血性貧血との症状であるとの診断でしたが、最後まで直接の原因は不明でした。

まず、できる限り広範囲の内臓機能検査が
必要です。

猫の溶血性貧血は、ほとんどが担当の先生がおっしゃるように
FeLV、FIV関連がほとんどです。

一般的な原因としては、
①食事性(たまねぎなどや、鉄欠乏性)
②自己免疫性
③寄生虫(原虫性)
④ウイルス性(②と病因論的には同じ場合がある)
⑤遺伝性
⑥腫瘍性(多くは溶血性ではないが)
⑦化学物質

などです。このうち、①、③、⑥、⑦は、ある程度
検査や、生活状況を考慮して、わかるとおもいます。

④に関しては、FeLV、FIVは検査済み
とのことなので、残るは・・・FIPの可能性を探る必要は
あるかもしれませんが、FIPの場合は、100%の判定率の
検査がなく、更に確実な治療法はなく完治は難しいです。

⑤に関しては、米国では遺伝子検査でわかるのですが
国内ではありません。PK欠損症などがあります。

②に関しても、クームス試験と言う検査が国内で
可能ですが、判定率は100%ではありません。

>血性貧血の時に、抗生剤の投与で回復する事があるとの記載が>ありましたが、かかりつけの医師から抗生剤の話は全く出てい>ません。

通常、(寄生虫性の場合を除いて)抗生物質で治ることはありません。

>原因が判明すれば、治療方法も確立出来ると素人判断では考えているのですが

確かにそうです。現段階では、②、④、⑤の正確な
診断ができないので、貧血治療は、(原因が不明な場合は)症状に応じて、輸血か、増血剤、ステロイド治療、脾臓摘出術がメインになると思います。

お大事にしてください。

投稿者 さん からの返答

回答頂きありがとうございます。

再々血液検査の結果も思わしくなく、症状の改善が見られないので、昨日自宅に連れ帰ったのですが、昨夜息を引き取りました。
容態が急変してから、亡くなるまで本当にあっと言う間で苦しまずに私の腕の中で亡くなりました。

自分で血液を造ろうとしている気配は少しだけあったのですが、未熟な赤血球のため、破壊される方が多く症状が悪化してしまいました。
最初の検査結果判明時に、脾臓摘出の治療法もあるとの説明は受けましたが、体力的に厳しいようでした。

生まれてすぐ、臍の緒が付いたまま真夏の夜に四匹捨てられていたのですが、一週間以内に二匹亡くなり、今回シエロも死んでしまって兄弟は一匹だけになってしまいました・・・

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