是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、りもこさん。
避妊手術の際、卵巣、子宮ともに摘出するか、卵巣のみ摘出するか、この質問掲示板でも時折話題になるご質問ですが、病気の予防という意味からも、子宮は一緒に摘出するというのが、一般的ではないかと思います。
卵巣のみを摘出し、子宮を残すメリットというのが、わたしも考えられないので、わたしも卵巣子宮全摘除術を行ないます。(場合によって、もう一つの避妊方法、インプラントを行なう場合もあります)
傷口については、樋口先生のおっしゃる通り、全摘除と、卵巣摘除とでさほど大きさが変わるものではありません。
また、「子宮をとってしまうと年をとってから尿もれをする可能性も少しだけどある」というお話ですが、これは、卵巣を取ってしまった時点で、ホルモン反応性尿失禁の可能性が出てきますので、子宮を残したからといって、尿失禁が防げるというものではありません。
また、こちらでの話を聞き、卵巣のみの摘除では不安ということであれば、避妊手術に関しては他の病院で受けられてもいいのではないかと思います。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください
2007/10/02 12:06 参考になった! 0
投稿者 りもこ さん からの返答
ありがとうございます。上のお礼でも述べたように全摘出することにいたしました。尿もれの件、将来のためにもお伺いしてよかったです。かかりつけの先生ももちろん全摘出の経験もあるとのことでしたのでお願いすることにしました。お二人の先生のアドバイスで決心がつき感謝いたします。
2007/10/09 12:06
避妊手術の方法
現在7ヶ月のキャバリアでそろそろ避妊手術を考えています。
今かかってる先生は基本的にきれいな子宮であれば卵巣のみ摘出という方法をとられています。
でもいろいろ調べると両方摘出が一般的とのこと。卵巣の取り残しがあった場合子宮があれば生理がくる、子宮の病気等。
先生は卵巣をとれば子宮の機能はなくなるから大丈夫だし、手術も軽いし傷も小さく済む。それと子宮をとってしまうと年をとってから尿もれをする可能性も少しだけどあると。
それでも希望なら取りますけど、といわれています。
まだ子犬なので今だけを考えれば傷口も小さく負担にならない方がいい気もしますし、将来を考えると子宮もとってしまった方がいいのではと悩んでいます。
獣医さんの立場からも自分が勧めるのと違う手術を要求する飼い主はどうなんでしょう?
何かアドバイスをいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。