栗尾雄三 先生からの回答
獣医師の栗尾と申します。
順に回答してまいります。
1.再燃・再発について
可能性はあるかもくらいの確率です。そこまで高くはないはずです。使用された縫合糸が自然に溶けていく吸収糸であればまおさら確率は低いはずですが、やはりゼロというわけではありません。
2.定期的な検査および薬について
上記で、ゼロリスクとお伝えできない以上は、定期的な検査はもちろん必要だとは思います。毎日の検査というわけではありませんが、数か月~半年に1度くらいでしょうか。薬は不要だと思います。有用性が指摘されていないはずです。
3.予防接種による肉腫の誘発
これはよくわかりません。予防接種は全く関係のない話ではないかと思います。ただ、不安なら予防接種はやめておけばよいと思います。これは飼い主様のお気持ち次第ですね。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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どうぞよろしくお願いいたします。
2021/07/28 20:31 参考になった! 0
投稿者 ぱつ さん からの返答
ご回答をいただき、ありがとうございました。
今後の方向性が解らず不安が募るばかりでしたが、大変参考になりました。
しっかり経過観察をしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
2021/07/29 10:04
再び 栗尾雄三 先生 からの回答
ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
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2021/07/29 11:02
縫合糸肉芽腫(腹腔内)
はじめまして、よろしくお願いいたします。
1か月前、狂犬病接種前の健康診断の際に腹腔内腫瘤が見つかり、2週間後に摘出手術をいたしました。
本人には特に症状はありませんでした。
病理組織検査結果は「繊維状異物を伴う肉芽腫」とのこと、
1年半前に保護団体に保護さ入れた際、別病院にて行った避妊・臍ヘルニア手術の縫合糸が原因ではないかという事でした。
今回の肉腫は2.5㎝程度のもので、他臓器への癒着なくマージンも十分とれており、術後順調に回復しております。
下記、ご質問させていただきます。
1,縫合糸が他に残っている可能性があるとの説明を受け、再燃・再発の可能性は高いのでしょうか。
2,今後の定期的な検査は必要か、また免疫系のお薬の必要性。
3,毎年の予防接種(狂犬病や混合ワクチン)による、肉腫の誘発。
(術後の狂犬病接種は、見合わせた状態)
を心配しております。
ご回答を、どうぞよろしくお願いいたします。