だいじょうぶ?マイペット

甲状腺刺激ホルモン低下から疑われる病気

質問カテゴリ:
皮膚の異常

対象ペット:
/ アメリカンコッカースパニエル / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
埼玉県 / カナスタさん

 
2008/02/26 18:47

はじめまして。アメリカンコッカースパニエル7歳オス(9.5キロ)です。
今年の初め、甲状腺機能低下症の症状が素人目からも分かるほどあり、
受診して検査して頂いたところ、やはりそのように診断されました。
チラーヂンS100×2錠を1日2回の投薬治療が始まり1ヶ月。
もう一度血液検査をしたのですが、
(20種類の血液検査も。こちらは問題なし)
T4、FT4の数値は改善され平常値になったものの、TSH(甲状腺刺激ホルモンでよろしいでしょうか?)の数値だけが下回っておりました。
そうなると違う病気が疑われるといわれたのですが、どういう病気の可能性があるでしょうか?
考えられる病気を教えて頂きたいのと、気になっているのが心拍数でして、
投薬を始める前は60とかなり少なく、1ヵ月後の診察のときには
80に回復するもまだ少ないと言われました。
甲状腺機能低下症が原因なのでしょうか?

うまく説明出来ていませんが、アドバイス宜しくお願いいたします。

簡便に書くと、

TSHは甲状腺ホルモン量をコントロールしています。

体内の甲状腺ホルモン量が下がれば、TSHは沢山出て、
甲状腺ホルモンをもっと出そうとします。甲状腺ホルモン
量が上がれば、TSHの量は下がって、体内の甲状腺ホルモン
を少なくします。

・・・・・・・・・・

つまり、チラジン(甲状腺ホルモンと考えてください)投薬開始した後に、正常、あるいは高値だったTSHが、正常範囲を超えて低値になった場合は、チラジンが効きすぎている(甲状腺ホルモンが多くなった)可能性もあります。

もともと投薬の開始前のTSHの値が低かったのか、投薬後低くなったのかが、診断のひとつのポイントだと思います。

また、TSHの値がいったいどの程度低いのかも重要です。案外誤差範囲のこともありますよ。


>気になっているのが心拍数でして、
>投薬を始める前は60とかなり少なく、
>1ヵ月後の診察のときには80に回復するも
>まだ少ないと言われました。
>甲状腺機能低下症が原因なのでしょうか?


大型犬で心拍数80ならば普通と思いますが・・・・どうでしょうか?甲状腺機能低下症は、心拍数を下げますので、お薬が
効いてきているのだと思います。

投稿者 カナスタ さん からの返答

お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
丁寧、わかり易いご返答ありがとうございました。
先日心臓の検査をしたところ、左心房肥大(軽度心不全)と診断されてしまいました。
TSHの値が低かったのもこれが原因だったようです。
こちらも一生付き合っていかなければならない病気なので、
今まで以上に快適に過ごせるように心がけて行きたいと思います。
このたびは本当にありがとうございました。

追伸>心拍数も徐々に回復してきました!

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