だいじょうぶ?マイペット

シスタチンCの上昇と療法食

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ アメリカンコッカースパニエル / 女の子 / 10歳 10ヵ月

質問者:
長野県 / taffyさん (この方の過去の質問 13件)

 
2025/03/15 15:37

こんにちは。いつもお世話になります。
アメリカンコッカースパニエルの女の子、10歳10ヶ月。元気、食欲は問題ありません。

3/13 定期的に受けている血液検査でシスタチンCが基準値0.40以下を上回り、0.46になってしまいました。他の腎臓の数値は基準値内です。

GLU 86
BUN 17.2
CRE 0.45
Ca 10.0
IP 5.1
GOT 21
GPT 73
Na 151
K 4.8
Cl 109
GGT 6
ALPi 112

赤血球、白血球の数値も異常無し、貧血もありません。

シスタチンCはここ数年、0.27位できていましたが、昨年11月に0.37、今年2月に0.39、そして今回、0.46と急に上昇してとても心配です。

尿検査は月に2回受けていますが、毎回問題なくきています。
蛋白/クレアチニン比 (−)<0.20
ブドウ糖 (−)
蛋白質 (−)
アルブミン 5
ビルビリン (−)
クレアチニン 200
pH 6.0
潜血 (−)
ケトン体 (−) 
亜硝酸塩 (−)
白血球 (−)
尿比重 1.042
これが、直近の結果です。

主治医の先生からは、腎臓療法食への切り替えを提案されました。シニアになってからはロイヤルカナンの『早期心臓サポート/関節サポート』を食べていますが、心臓に問題はありません。
腎臓療法食を早期に与えると栄養(タンパク)不足、筋肉が減少しやすくなる可能性もあり、クレアチニンの上昇とタンパク尿が認められてから療法食への切り替えが推奨されると云う記事を読みました。
今のうちから、切り替えて腎臓の負担をかけない方が良いのか、悩んでいます。
ちなみに、おやつ類は全く与えていません。おやつ、ご褒美にはドッグフードを少量上げています。

お忙しいところ、申し訳ありませんが、アドバイスを頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

taffyさん からの補足説明

3/13の血液検査前 2/27から血液検査当日も、擦過傷治療のため抗生剤セファセプチン錠を投薬していました。(二分の一錠を一日2回) これは、検査に影響しますか?

 2025/03/16 08:36

こんにちは。
詳細に経過をありがとうございます。

さて、腎臓のマーカーが高い時、考えるべきは治療より「なぜ高いのか?」を考えるのが重要です。
年齢的には加齢による慢性腎臓病を疑いますが、腹部のエコー検査は行っておりますでしょうか?
腎臓の腫瘍の可能性はありませんでしょうか?

もし、慢性腎臓病ということであれば、IRISのガイドラインに基づきステージ分類を行いましょう。
ガイドラインでは、シスタチンCではなくSDMAの測定でステージ分類がされています。


ガイドライン上では、腎臓病の療法食のスタートはステージ2からとなっています。
もし、ステージ1に該当するのであれば、療法食は適応外で、ご相談者様が仰る通り悪影響の可能性があります。
ただ、最近は「早期腎臓サポート」のように、早めのステージから適応できる療法食もあるので、そちらは選択肢としてアリだと思います。

ご参考になれば幸いです。

投稿者 taffy さん からの返答

浅川先生

いつも、お世話になりありがとうございます。
お忙しいところ、回答頂き感謝します。
腹部エコーは3/7に胆嚢、副腎、膀胱、腎臓、肝臓など診て貰っています。(ALPが高めなので定期的に検査しています)
出来物などはなく、胆泥も減っているとのことでしたが、気になるので再度診て貰います。
かかりつけの動物病院では外注でもSDMAの検査は行っておらず、近隣の動物病院で検査出来る病院を探しています。
主治医の先生から提案されたフードは、ロイヤルカナンの『早期腎臓サポート』です。タンパク質量が20.5%以上ありますので、現在食べている『早期心臓サポート、関節サポート』 と混ぜてみようかと思いますが、当面混ぜ与えるのはいかがでしょうか?
リンの吸着剤イパキチンを与えてみるのも良いと言われ、調べてみたところ、炭酸カルシウム系のイパキチンの長期投与は血管の石灰化の恐れがあるらしく、リンケア(鉄系リン吸着剤)を使ってみようと思いますがどうでしょうか?(かかりつけの病院ではリンケアは扱っていません)
色々と、伺ってすみませんが、お時間のある時にアドバイス頂ければ幸いです。

再び 浅川雅清 先生 からの回答

追加のご質問者ありがとうございます。

よく調べてらっしゃいますね。
どの療法食でも、療法食を混ぜて与えるメリットはあまり知られていません。
やり方としてはアリだと思いますが、独断ではなくかかりつけの先生と相談の上、決めましょう。

サプリメントに関しても、現在はカルシウム系のリン吸着剤より鉄系のもののほうが安全性は高めと言われていますね。
そちらの使用も、かかりつけの先生と相談の上、決めましょう。

ご参考になれば幸いです。

投稿者 taffy さん からの返答

浅川先生

お忙しいところ、早速回答頂きありがとうございます。
療法食の混ぜ与えはメリットがないのですね。主治医の先生にも相談しますが、フードの在庫がまだありますので、少しずつ『早期腎臓サポート』へ移行する際に混ぜ与え、切り替えていきたいと思います。
吸着剤は鉄系の方が安全なのですね。リンケアを使ってみたいと思います。

いつも、丁寧なアドバイスをありがとうございます。診察から戻って、色々と調べ、考えている内に分からない事が出てきても、直ぐに主治医の先生に相談出来ないので、本当に助かります。感謝致します。また、ご相談させて頂くことがあると思いますが、よろしくお願い致します。

ありがとうございました。

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