今瀬 覚 先生からの回答
こんにちは
色々な考えがあると思いますが、個人的には、その数字だけで慢性腎不全とは、判断しづらいですね。
慢性腎不全の維持治療としては、ACE阻害薬・吸着剤・蛋白やリンの制限した食事などがあり、脱水が顕著になってきた場合の補水として皮下点滴を行います。
ですので基本的に、皮下点滴は、腎不全の治療になるものではありません。
今の段階では、食餌のコントロールが難しければ、経過観察か、ACE阻害剤の投与だけでも良いと思います。
できれば、尿検査(特に蛋白・比重)や血液検査は、最初は、1ヶ月1回程度行ったほうが良いと思います。
2008/05/23 21:32 参考になった! 0
投稿者 たま姫 さん からの返答
お忙しいところ、ご回答いただき、ありがとうございました。
「病気なんだ!」とびっくりしてしまいましたが、今は落ち着いています。私たち飼い主が、どんと構えることが大切ですよね。
近々病院へ行く予定ですので、今後の事や分からない事など、どんどん聞いてみたいと思います。
本当にありがとうございました。
2008/05/30 09:32
慢性腎不全の猫、アドバイスをお願いします。
初めて質問させていただきます。雑種の猫、来月10才です。
特に症状はなく、健康診断で血液検査を受け、『BUN32.7、CRE1.9』で『慢性腎不全』と診断されました。その日に腎不全用のドライフードの試供品を数種類もらい、口に合わず食べなければ、週一回5分の点滴と説明を受けました。
少しずつ食べていますが、我が家は他に猫が3匹おり、健康な猫が食べようとする姿が見られるので、食餌療法は難しいかな、と考えています。
過去の質問を拝見したところ、症状によって治療が違うことに今更ながら驚きました。腎不全は治らない病気と聞いてます。今は短い時間の点滴でも、月齢に比例して、だんだん長く頻度も多くなるのでしょうか?それとも早い段階で治療することで、数値に改善が見られ、点滴なしになったり普通食に戻ったりしますか?
また、トイレの数が2か所なので増やすべきか、水飲み場も増やそうか、と考えてます。生活面でもできることがあれば、アドバイスをお願いします。
お忙しいところ恐れ入りますが、少しでも何かしてあげたいと思い、質問させていただきました。