だいじょうぶ?マイペット

ブルセラ症

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
岡山県 / sachiさん (この方の過去の質問 7件)

 
2008/10/17 23:03

ブルセラ症について詳しく教えていただけないでしょうか。


レンタル犬がブルセラ症という病気に集団感染しているというニュースを聞き、質問があり投稿いたしました。


犬の症状などについて3つ

1.イヌブルセラ症の症状は流産、精巣炎や胎盤炎だそうですが、避妊や去勢している犬はどのような症状がでるのでしょうか?潜伏しているだけということもあるのでしょうか?

2.イヌブルセラ症に感染すると治りにくいと報道されていましたが、万が一気づかない場合や抗生物質が効かない場合、上記以外の症状はあらわれるのでしょうか?

3.治りにくいと報道されていましたが、何%ぐらいが完治するのでしょうか?自然に治っていると書いてあったサイトもありましたが、治療をおこなわなくても治る確率はどのくらいなのでしょうか?



感染経路について(犬→犬 感染する場合は確立なども教えてください。)

4.主な感染経路は交尾だと伺いましたが、感染犬の尿などでも感染するとも伺いました。マーキングなどの少量でも感染する可能性はあるのでしょうか?
埃の中で6週間、土や水の中で10週間生存すると書いてありましたが、マーキングの際、植物や電柱に尿がかかると思います。その尿で感染するのでしょうか?乾いている場合なども感染するのでしょうか?


5.小水がコンクリートに流れたとき、(人間は)濡れていたらまず踏まないと思いますが、濡れている状態で犬がビチャビチャと歩いたりした場合、感染する可能性はあるのでしょうか?

6.便で感染することはあるのでしょうか?



専門外かもしれませんが・・・

7.犬から人間へ感染する経路は、流産時のほかにも尿などからでも感染すると伺いましたが、感染した犬を飼っている場合、尿、便などはどのようにすればよいのでしょうか?
水中でも10週間も生存するものをトイレに流すのも、ゴミとして出すのも危険なような気がするのですが、実際にはどのように処理されているのでしょうか?



いくつもあり申し訳ございませんが、不安ばかりが残る病気なので教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

1 
 一般的にほとんどの場合に無症状です。潜在的にはかなりの感染犬が飼育されております。動物園展示動物での感染例もございました。
 オスの場合には無精子症による不妊・精巣炎・精巣上体炎など
 メスの場合には妊娠末期での流産・死産・胎盤炎など
 雌雄ともに潜伏しているだけの割合が一番多いと思われます。

2
 犬がブルセラに感染しても上記以外には判り易い症状が発現しにくいのが実情です。

3
 何%という治癒率の易学的調査は結果が出ておりません。
 治療しなければ通常は何年も菌を排出し続けます。
 感染確立は研究されておりません。病気の性質上これからもおそらくはっきりさせる事は難しいでしょう。
 抗生剤の投与を数ヶ月にわたって行わないと治癒致しませんが、それでも再発する事が間々ございます。
去勢や避妊も治療の一環として勧められます。
 飼育環境によっては飼育の継続を断念すべき場合もございます。
4
 ご質問の内容の全てで感染の可能性がございます。しかし、もともと非常に感染しにくい菌なので可能性がありえるとしか申せません。最大の感染は交尾と輸血だと思います。
 今後の調査を待たなければいけませんが、疫学的調査を行うととんでもない数の感染犬が報告される事になるかもしれません。

5
 ありえます。犬は足をなめてその口で外陰部もなめますし人の口もなめますし・・・

6
 流産時の汚物・血液・尿・精液・乳汁など全ての体液で可能性がございます。便での感染の可能性は低いです。もちろん便中には非常に低いですが感染犬の血液が混入している可能性があるわけですので完全否定はできません。

7
 管内の保健所の指示に従ってください。そもそも感染が発覚した場合には速やかに獣医師の指示に従って頂かなくてはいけません。人の感染の場合には医師の指示に従ってください。

最後に
 犬のブルセラ(ブルセラ・カニス)は非常に感染力が弱く、人でも犬でも重篤な症状はまれです。決してパニックを起こしてはいけません。
 通常の生活で人が感染する可能性は非常に低いと言えます。
 しかし、繁殖従事者や獣医師などは生殖器や胎盤などとの接触の比率が高いので注意が必要です。

 今まであまりにも、ないがしろにされていた病気ですので、これから新事実が発覚する事もあろうかと思います。今述べてきた事は現在での事実のみです。

投稿者 sachi さん からの返答

ご回答ありがとうございます。

まだまだ細かいことが分かっていない病気なのですね。
感染力が弱く、重篤になることはまれということなので、とりあえずは安心いたしました。

しかし、感染力が低いのにもかかわらず、動物園やブリーダーというプロが感染した個体を出してしまうのも気になります。
プロだからこそ発見できたとも言えますが。


症状がでず、治療しなければ通常は何年も菌を排出し続けるということなので、知らないうちに媒介者になっているということも考えられると思うとぞっとしてしまいます。
(が、ぞっとするだけで自分のコは大丈夫と思い、重い腰を上げないのだからダメなのですね。同じ検査なら、生活習慣病等の命にかかわる検査をしたいですし・・・。←となるからダメなんですね。)


教えてくださりありがとうございました。
繰り返し質問できないのが残念でなりません。
時間をかけて勉強してみようと思います。
いや、まずは検査ですね。
ありがとうございました。

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