中津 賞 先生からの回答
ダックスフンドは平地を歩いていてもその体型から、加齢によって椎間板ヘルニアになります。ましてソファーやベッドあるいは階段の上り下り等も日常の生活の中にありますと、いわゆる生活習慣病として胸腰椎に椎間板ヘルニアをやがて起こす要因になります。幅のある溝を飛び越える事を繰り返すのも極力制限したほうが良いでしょう。階段は犬を抱いて上げ下ろしする事をお勧めします。ボール遊びは、ボールが物に当たると急に方向が変わってしまうので、頸椎を傷めます。猟犬であっても、犬は案外、背骨が早く痛む動物です。日頃の運動管理が椎間板ヘルニアの予防には大切です。早い犬では2さいころから腰痛症になり、これは元に戻りませんから、生涯に渡って痛みと付き合わなくてはなりません。ダックスフンドでは腰痛症に留まらずに、後躯が完全に麻痺して、両脚が利かなくなり、尿も垂れ流しになります。その為に、常にオシメをはかせておく事になって、生活の質は著しく悪くなります。種々の段階で治療は出来ますが、日頃の運動方法を管理して、予防が大切です。
2010/04/04 06:20 参考になった! 0
投稿者 mikahakkinen さん からの返答
読んでいると、怖くなりました。
でもこれが事実なんですね。
頭では分かっていたけれど、今は元気なので
あまり気にしておりませんでした。
今後は本当に気をつけたいと思います。
大変ご丁寧に有難うございました。
とても参考になりました。
また何かありましたら、お願い致します。
2010/04/11 06:20
ヘルニアの予防について
はじめまして。
2才7ヶ月のM・ダックスです。
ほぼ毎日散歩ではノーリードにしてボール投げをして遊んでいて、思いっきり走らせています。全速力で20m位を何回か走ります。
休みの日は山へ一緒に行って登ったりしています(標高差400~500M程度)。
室内では、やはりソファーやベッドに飛び乗ったり、降りたりしています。
ダックスはあまり運動させると、ヘルニアになるので散歩も20~30分程度で良く、激しく走ったりするのも良くないと聞いた事があります。
しかしダックスも一応狩猟犬ですし、思いっきり走ったりしていけない事はないと思ったりもしますが、後々これが原因でヘルニアになってしまったら大変なので
いかがなものか、ご指導頂きたくメールしました。
今はまだ若いのでとても元気で、山など大好きでとても喜んで登っています。
山へ連れて行けないとなると、とても残念です。
宜しくお願いします。