抗癌目的のバキソの長期投与と腎不全

急性腎不全だと思うのですが、
先月、ららが亡くなりました。

３年前、卵巣癌のため、卵巣の摘出手術を行っています。
手術は成功し、元気になったのですが、
その時、抗癌目的のために、バキソとヒズレンを混ぜた薬を
一生２日に１回、飲ませ続ける必要があると言われ、ほぼずっと
飲ませていました。
副作用はほとんどなく、抗癌の効果もわずかだが、与え
続けた方が良いということでしたが、
亡くなる１年前からBUNの値が少し上がり、半年前に
腎不全だと診断されました。
薬の名称は、亡くなる１年前まで分からず、どういう
効果があるのかについて調べたのは、亡くなった後に
なってしまいました。

亡くなる数週間前から黒い便を出していたのですが、
ネフガードの影響だと思っていました。
この時、１年で体重は半減しており、脳の病気で
眼震を起こし、椎間板ヘルニアのため寝たきりになっていました。
高齢で麻酔をかけられず、MRI、CTにかけることができませんでした。
亡くなる数日前には、黒いタール状の便と濃い緑色の尿を出しており、
食欲があまりない状態が続いていたので、４日前に動物病院に
連れて行ったのですが、その時下剤を勧められ、
バキソを飲ませ続けた方が良いと言われています。
（BUNは、100、クレアチニンは、1.8）
下剤は飲ませなかったのですが、
その夜にバキソを食事といっしょに飲ませ、翌日から
食べ物をいっさい受け付けなくなり、

亡くなる前日、再び動物病院で検査をすると
BUNは、140を超え、クレアチニンは、3.1でした。
獣医がららを診察台にあげる時、少し尿が出たのですが、
吐き気を感じるほど、濃くなっていました。
半年前、点滴を行った時、激しい痙攣を起こしたので、
必要量の半分の量を投与し、少しずつ増やしていくこと
にしました。
その日は、尿が出ず、深夜の２時ごろに遠吠えをしながら、
何度も嘔吐を繰り返しています。
水を飲ませてもすぐに吐いていました。
４時ごろに落ちつきましたが、数時間後の昼ごろ、気が付いたら、
亡くなっていました。
口のまわりに少し吐いたあとがありましたが、
特に苦しそうな顔ではありませんでした。

通院していた病院は比較的大きな病院です。
あとで知って疑問に思っているのですが、
人間でも高齢で腎臓病になっている場合、
バキソを与えてはならないことになっているのに、
犬の場合は良いのでしょうか？
動物病院からは、負担の少ない薬だと説明を受けていたので、
この違いが気になっています。

ネットで検索したら、Yahooで下記のQ&Aを見つけたのですが、
薬の副作用が死因だったのか気になっています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1345944983

亡くなる前日の状態が悪く、寝たきりだったため、膀胱を押すことが
なかったのですが、強制排尿していれば、助かったのかもしれないと
思っています。
脳の病気の進行の程度から当日、助かったとしても２ヶ月延命できた
どうかという状態でした。