是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、konabuu0515さん
コナン君の動画、見せていただきました。
目の角膜が傷ついて、眼の表面が白濁化し、涙もかなり出ているようですね。
眼球が柔らかすぎるという表現が少し引っかかりますが、悪いほうの右目の眼球の大きさには異常は無いでしょうか?
もしかすると、眼球の萎縮(眼球癆:がんきゅうろう)が起きているのではないか、心配されます。
眼球癆というのは、外傷や眼球の炎症などが起きた後、角膜混濁を伴う小眼球が起きた状態で、眼球が萎縮するため、眼が引っ込んだように見える状態です。
ただし、眼球癆で眼球摘出が必要になることは無く、また眼球癆に至らず角膜潰瘍やさらにひどいデスメ膜瘤になったとしても、眼球摘出の必要はありません。
眼球摘出を検討する前に出来る手術はたくさんあります。
ただ、今回担当の獣医師が言われたのは、傷が深くなり、炎症が眼の全体に広がり、眼圧が上がったり経過が最悪の場合はという意味で言われたのだと思います。
今はしっかりと目薬を使って角膜を保護しながら、感染症などを起こさないように、また自分でひっかいて傷を深くしないようによく気をつけてあげてください。
また、眼の治療で点眼薬を使っている場合によくやってしまう失敗は、点眼薬をさすときに薬瓶の先がまつ毛などについて汚染され、逆に汚い液を使い続けることで症状が悪くなることがよくあります。こまめに新しいものに取り換えるなどして、薬の汚染を避けるようによく気をつけてあげてくださいね。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2011/02/18 10:32 参考になった! 0
眼球摘出
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。柴犬のMIX13歳です。2月10日から目をあけれないようで、獣医さんにつれていきましたところ、目の角膜がひどく傷ついているとのことでした。今は目をしっかりあけられるようになり、目薬で様子をみているのですが、最悪の場合眼球摘出と言われました。こちらとしては眼球摘出だけは避けたいのですが、この場合、眼球摘出は避けることはできませんか?
また眼球は硬いのが普通だが、家の犬は眼球が少しやわらかすぎるともいわれました。
直接的な病名までは教えていただけなかったのですが、眼球が柔らかいのも角膜の傷によるものですか?
犬の為に何をすればいいかわからず、とても困っています。是非教えてください。