今瀬 覚 先生からの回答
こんにちは
手術がうまくいったのであれば、現在血中アンモニアの数字は、正常と言うことですよね。
そうであれば、特発性に脳の障害が出たのであれば、その程度や部位は、MRIの検査をしてみないと解らないと言うことになります。ただし、この状況で麻酔をかけるのは、リスクが高すぎると思います。
そうなると、臨床所見からの判断で、適切な投薬やリハビリ治療をしていくことになると考えます。
その場合、本当にゆっくりでも変化があれば、あきらめずに続けていくことが重要だと思います。
また、神経学やリハビリに詳しい先生もいらっしゃいますので、その先生に診ていただくのも良いと思います。
2011/03/11 10:10 参考になった! 2
投稿者 さん からの返答
今瀬覚先生ありがとうございました。
血中のアンモニアの数値ですが、2月18日に先生から話を伺った時に、「食後の血液中のアンモニアの数値がまだ高い」と言うようなことを言われました。
3月14日では、血液検査の結果は問題ないと言われたと思います。
この時に、今の状況を説明しましたが、これからの治療方法やリハビリ方法についての話はありませんでした。
最近はフラフラしていたのが、随分と良くなったように思えます。時々、歩居ている最中に右の後ろ足をギュッと曲げるような動作をします。
動作に関しては、ゆっくり回復しているように思えます。記憶に関しては残念ながら全く・・・です。
アドバイス、ありがとうございました。
2011/03/18 10:10
門脈シャントの後遺症
はじめまして。アドバイスを頂きたく質問させていただきます。
パグ3歳です。先月門脈シャントと診断され、16日に手術をしました。
門脈シャントと分かるまでに時間がかかったのは、良く食べ、体重が順調に増え、下痢もしなかったため、どの先生も今まで疑わなかったようです。
16日の手術自体は成功しました。しかし、19日に神経症状が出て、麻酔(担当の先生がそう言っていました。)を用いて治療し、大きな発作は治まりました。
自力で食事が食べられるようになったので、3月8日に退院しました。
(神経症状が出た後で)退院前に面会をしましたが、歩くのもフラフラで、音が聞こえているのか、匂いを嗅ぐことが出来るのかも怪しい状態で、何よりも飼い主のことが分からない状態でした。
退院しましたが、飼い主のことはもちろん、家の場所も分かりません。以前は他の犬が怖くてそばに行くことが出来なかったのですが、今は他の犬がそばにいても無反応です。自分で食べることができると言っても、ペースト状のものを口の高さまで持っていき、更に首の動きに合わせて初めて食べることが出来ます。水に関しても同じです。
「マテ」「スワレ」「フセ」等の指示も全く分かりません。名前も分からないようです。
執刀してくださった先生は「術後の神経症状の後遺症で、どこまで回復できるか分からない。」と仰っていました。
積極的な治療方法があれば、知りたいのですが、きっと無いのでしょう。
飼い主としては元に戻ってほしいのですが、難しいことなのでしょうか?
記憶と運動能力ではどちらの方が回復しやすいのでしょうか?
また、後遺症が回復していくのには期限があるのでしょうか(例えば、1か月過ぎた時点で、それ以上の回復は見込めない等)?