玉井 康教 先生からの回答
はじめまして。
まず緑内障の一般的な話をします。
最終的に犬自体が痛みなどがあり大きさが大きくなっていく場合には治療は必要だと思います。
通常放置することで24時間でも視力を失うといわれているので、視力の改善ということになると初診時でもすでに視力を失っていた可能性があります。
眼科の専門の先生も紹介症例の多くがすでに視力喪失ということを言われている先生が多いです。
眼科専門医だと通常義眼を薦めるとともいます。
内科的治療は点眼ですが、費用が高いことと1種類では効果が出ないため2〜3種類併用することが多いです。
難しいところですが、眼科専門の先生に1度見ていただくのか、今のままで様子を見ながらということになると思います。
2011/06/13 12:11 参考になった! 0
投稿者 アシタカ さん からの返答
早々のご回答、大変ありがとうございました。
おっしゃっていただけたように、様子を見ながらという選択肢もやはりあり得るのであれば、ひとまずはそうしようと思います。
今後、目を痛がったり、眼球が大きくなったり、あるいは食欲不振、倦怠等、通常と違う様子があれば、すぐに手術・入院設備等が整った病院に再度連れて行きます。
貴重な御助言、本当にありがとうございました。
2011/06/20 12:11
緑内障 放置について
はじめまして。こうしたサイトを運営してくださっていることに深く感謝しつつ、質問をさせていただきます。
私の実家では、11歳になる柴犬(オス)を飼っています。
久しぶりに実家に帰った際、飼い犬の右目に白濁が見られたため(父によると、白濁はここ数日だが、数週間前にしきりに痛がっていた、とのことでした)、かかりつけの獣医師に相談し、診断をうけたところ、その先生はペンライトを犬の目に当てて症状を確認され、「緑内障」という判断をされました(特に眼圧等は測っていませんでした)。
結果、要約すると「これ以上何をしても(目薬点眼や手術を含む)良くなることはないから、このままにしておくしかない」との意見をもらいました。
そこで教えてください。
①この意見に従うとすれば、発症時から今後も含め、我が家の犬の緑内障については何もしない、いわばまったくの放置となってしまうわけですが、これは仕方のないことなのでしょうか。
また、かかりつけの先生を疑うわけではないですが、上記のような診断・意見は一般的、あるいは、少なくともあり得るところではありますでしょうか。
②現状、犬は特に痛がったりもせず、元気も食欲もあり、散歩もほとんどいつも通りに行えています。しかし、諸々情報を集めてみると、以降、眼球が異常に大きくなり瞬きもできなくなってしまったり、あるいは逆に眼球が萎縮して梅干のようになってしまったりということが起こるように思えます。このまま現状維持ができるのであれば、ある程度は(非常に犬には申し訳ないですが)仕方ないと腹をくくるしかないですが、もし、こうしている間にも悪化の一途を辿っているのであれば、別の獣医師を探す等もしなければと思います。可能性の問題になってしまい、なんとも言えないところはあると思いますが、このままずっと現状維持ということもあるのでしょうか。
以上、①、②ともに似たような質問になってしまっていたら大変申し訳ありません。
もっと初期に診断を受けていればという思いがどうしても払拭できず、また、診断結果も診断結果だっただけに、このままで本当に良いのだろうかという思いも払拭できずに、質問をさせていただいた次第です。
お忙しいところすみませんが、アドバイスをいただけますと大変ありがたく思います。
何卒よろしくお願いいたします。