だいじょうぶ?マイペット

甲状腺機亢進症

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
神奈川県 / ランさん (この方の過去の質問 5件)

 
2011/08/14 00:05

今晩は

以前もお尋ねしましたが再度アドバイスをお願いできればと思います。

甲状腺機能亢進症、慢性腎不全と診断され2月から薬を飲んでいますが先月あたりからT4の数値が高くなりました。逆に腎臓の数値は以前より低くなっています。先月T4の数値が高く回メルカゾール5mgを1日2回飲み1週間後18.02nmol/lまで下がりましたので1日1回に薬を変更しました。今月は70.0nmol/lに上がりましたのでメルカゾール5mgを1日2回を2週間続けることになりました。腎臓の数値はBUN42mg/dL,
CREA2.4mg/dLです。この2つの病気は関連はあるのでしょうか?主治医はないと言ってましたが気になります。それとも暑さも関係するのでしょうか?
 

肝機拍瘧Qや血小板減少症、免疫介在性溶血性貧血が起きていないかのチェックが必要になりますと教えて頂きましたが3月に検査してからは今だにこちらの検査はしていないです。
こちらから主治医に頼んだほうがいいのでしょうか?

食事は暑さの為か以前よりは少ないようですが体重の変化はあまりないです。薬も生クリームに混ぜて舐めてます。コバルジンは多少残りますがほとんど完食しています。

よろしくお願い致します。

ランさん、こんにちは。

ホームドクターさんからご説明があったと思いますが、
少し知識の整理をしましょう。

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰となる病気です。
このホルモンは全身臓器が元気を出すために必要なホルモンです。
しかし、過剰になると各臓器が『頑張りすぎ』となり、
全身的なダメージをもたらします。
したがって、内服薬でホルモン濃度を下げる治療がメインとなります。

慢性腎不全は、腎機能が低下するために体内に尿毒素がたまってしまい、各種の症状をもたらします。

腎機能が低下していても、甲状腺ホルモン濃度が過剰な場合、ヨボヨボの腎臓が頑張るため、血液検査上は腎機能が『正常に見える』ことになります。
しかし、ヨボヨボの腎臓にムチ打って頑張ってもらっていることになるため、腎臓の寿命を縮めることになります。

この二つの病気を併発した場合、それぞれのバランスをとりながら
治療していくことになります。
また、ご心配されているように、甲状腺機能亢進症で使う内服薬には、頻度は非常にまれですが副作用もありますので、定期的な確認が望ましいと思います。
そして、メルカゾールは1日1回の内服よりも1日2回の内服のほうが効果が安定しやすいというデータがあります。
1日2回の投薬をお願いすることが一般的ですが、ネコさんの状態や、ご家族の生活リズムに合わせて1日1回となることもありえます。

さて、基本的な情報を簡単に整理させていただきました。
しかし、たまこちゃんを直接診察しているホームドクターさんにしかわからない部分も多々あります。
上記の情報もわかった上で、いろいろ配慮の上での治療プランだと思いますので、いずれにしても、気になることは積極的にホームドクターさんと相談しましょう。

お大事になさってくださいね。

アイビーペットクリニック
宮澤 裕

投稿者 ラン さん からの返答

宮澤先生ありがとうございます。

半年ほどはT4は安定していたので少しびっくりしていました。

腎臓の数値が正常値に近いとT4の数値がたかかったので関連があるのかと思っていました。ご説明ありがとうございます。

これからも、たまこと一緒に頑張っていきたいと思っております。

ありがとうございました。

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