だいじょうぶ?マイペット

飲み薬

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
神奈川県 / ランさん (この方の過去の質問 5件)

 
2011/01/24 22:21

はじめまして。
処方頂いた飲み薬についてお尋ね致します。

先日、慢性腎不全の為血液検査をした所腎臓の数値は正常に戻りましたが肝臓とホルモンの数値が高いと言われました。正式な明細がまだ出来ておらずFAXで送られてきたものを見せていただきましたが正確な数値を覚えてないのですが、まだ症状もでていないので早い時期に異常がわかったみたいです。肝臓はホルモンの影響も多少あるそうです。

メルカゾール5を1日1錠2回処方されたのですが自宅に帰りネットで薬を調べたところ副作用の多さにビックリしています。
これは人に対しての副作用なのでしょうか?猫にもある副作用なのでしょうか?
出来るだけ副作用のない薬はないのでしょうか?


いま、コバルジン 400mg×90を服用しています(よくないのはわかってますが生クリームにまぜてます・・・それ以外は拒否されました)

こんにちは、ランさん

肝臓とホルモンの数値が高いということで、具体的に何のホルモンが高いのかが記載されていませんが、メルカゾールの処方を受けているということですので、おそらくは甲状腺ホルモンT4かT3の値が高く、甲状腺機能亢進症の診断がなされているものとして回答させていただきますね。

メルカゾールは、抗甲状腺薬といわれるもので、主に血清中のT4濃度を下げる役割があります。抗甲状腺薬としては、猫に対して比較的安全に使うことができ、効果的と言われています。
もちろん副作用がないわけではありませんので、いろいろな注意点もあります。
通常メルカゾールによる副作用は最初の4−8週間のうちに現れることがおおいので、治療開始の3ヶ月間は2週間ごとの血液検査(CBC、血小板数、血清化学検査)を行います。症状としては元気消失、嘔吐、食欲不振などがおきますが、通常は一過性のもので、投薬を続けていても収まることが多いと言われています。ただし、血液検査で血小板減少症や免疫介在性溶血性貧血などが起きている場合は投薬の中止が必要になります。
また、推奨される初期投与量は2.5mgを一日二回から始めていきます。その後、二週間ほど投薬を続けたところで血液検査上で問題が見つからなければ投与量を増やしていくことになります。
(これらの処方プログラムはT4濃度などの変化によっても異なりますので、そのあたりはよく獣医師に確認してみてください。)

甲状腺機能亢進症に対する内科的療法としては、メルカゾールは副作用の多い危険な薬というわけではありませんが、それでも副作用がないわけではありませんので、上記のようなことに気をつけながら治療をすすめてあげてください。

参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

投稿者 ラン さん からの返答

是松先生早速のご回答ありがとうございます。安心いたしました。少しでも早くよくなってくれるよう治療続けていきたいと思います。
 本日検査結果も聞きました。数値の悪いのはALT 148 AST 61 ALP 89 CI 113 T4 65.26 でした。あとの項目は正常値内でした。

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