だいじょうぶ?マイペット

子宮からの膿について

質問カテゴリ:
性器の異常

対象ペット:
/ キャバリア / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
愛知県 / くぅさん

 
2013/01/21 13:09

はじめまして。未避妊のキャバリア3歳半の女の子のことで質問させて頂きます。
一週間前の朝、陰部より少量のおりもののようなものが出ていて就寝中に固まり周りの毛が固まってくっ付いている状態を発見しました。
ふき取ってみると、中から透明~極薄い黄色っぽい粘性のある膿のようなものが出てきました。
匂いは無臭で何のにおいもしません。以前、透明なおりものが出た際、獣医師に相談すると、通常の代謝なので問題は全くないと言われていたので様子をみました。
以前の時は2~3日でおりものは止まったのですが、今回は4日目になっても続き、日中もお昼寝をしている時など気になるようになり、色も薄い黄色身が強くなってきたように感じ、匂いはないものの不安でしたので主治医を受診しエコー検査をしました。
エコーの結果、子宮は6ミリの太さで肥大しておらず、ヒート後(出血が始まって85日目、出血が終わって2ヶ月とちょっと)の普通の状態だと診断されました。
しかし、子宮の壁にうっすらと膿を持っているような感じもあるので、診断名を敢えて付けるならば「子宮内膜症」だと言われました。
主治医曰く、これは正常な身体の作用であり、子宮の中から鼻水が出てきている状態。自分の白血球や免疫が異物を正常に除去したカスが出てきているだけなので、気が付かないで何の治療もせずに治ると言うか収まる事が殆どなので、心配する事はない。という診断でした。
心配性な私達夫婦を思って、念のため、抗生物質を2週間投与(セオキシリン250mm×2/一日)し、鼻水を止める手助けをしてみましょう。と。
私ども夫婦はその診断にとても安心し、ほっとしたのですが、3日薬を飲んでいても膿の状態に変化は全くなく、もちろん、今身体が戦っていて、どんどん排出している最中なのだから、いきなり止まるわけはないと分っていても不安で、ネットで検索してみると、「子宮内膜症や蓄膿症のように、子宮に細菌感染を起こした場合、抗生物質で完治する事はない」という記述ばかり目にして一層不安になってしまいました。
医師に子宮蓄膿症で死亡する事例もあるらしいと聞いて不安だと言う旨を聞くと「今どきそんな事はないから大丈夫!安心してください。」と諭されました。
子宮内膜症、子宮からの膿のようなおりものは、そんなに気にしなくても大丈夫なものなのか、どうかお答えを宜しくお願いいたします。
・・・
因みに、本犬は後ヒートも終わり、とても元気で食欲もあり、排尿排便に関しては通常通りです。お水を飲む量もいつもと変わらずです。
心配し過ぎな親ですみませんが、どうか宜しくお願い致します。

 こんばんは。
 
 今はあまり心配しなくてもよいでしょう。子宮蓄膿症は発症しても何もしなければほぼ全ての症例が死に至ると言っても過言ではございません。しかし、そこに至る前に多飲多尿・食欲減退・嘔吐・元気消失・外陰部や眼結膜の炎症・臭気の強いおりもの・・・などの症状が出ます。獣医師に経過を観察して頂いている限り、手術が必要な時点を見過ごす事は無いでしょう。

 しかし、子供をとる気持ちがないのであれば、早いうちに避妊手術を済ませ、子宮関連の病気や乳腺腫瘍の心配から解放された方が得策ではないでしょうか。子宮内膜症をおこす犬はこれらの病気の発症率が高い傾向にあります。

 なお、子宮内膜炎や子宮蓄膿症に抗生物質が効かないというのは間違った評価です。手術ができない病態の犬や超高齢犬で麻酔困難な場合、注意深く抗生物質を選択すれば完治も望めます。しかし、ほとんどの場合に次の周期に再発しますので、これを繰り返すかやはり比較的体力が回復した時に手術をいたします。

 以上のことから最終的に飼い主の方が判断してください。

 お大事にしてください。

投稿者 くぅ さん からの返答

井上先生、ご回答ありがとうございました。
今は過度な心配をしなくて良いとの事で安心致しました。
しかし、子宮蓄膿症は何もしなければ致死率の高い疾患であることは確かだという事も改めて強く心に留め置きたいと思います。

抗生物質で一旦治ったように見えても、次の周期で再発する事がほとんどなのですね。
そして、これを繰り返す事となるのですね。

避妊手術に関してですが。6ヶ月の時に避妊手術を検討している最中、知人宅の同月齢の元気な女の子が避妊手術で他界してしまい、手術をする事を取り止めた経緯があります。
ブリーダーさんや医師とも相談し、しっかり管理が出来ているならば、病気が見つかった時点で治療しても手遅れになることばまずないとの言葉を頂き、私どもは避妊手術をしないまま暮らしておりました。

今回、このように子宮内膜症を発症してしまいましたので、子宮関連のリスクは数段に上がってしまったと解釈しています。
何もないのが一番ですが、何かあった時、早期発見早期治療で我が子を守って行こうと思っていましたので、今回、手術になるのではないかと思っていたのです。
ですが、まだ手術するような事態ではないとの判断でしたので、相談させて頂きました。

100%安心安全な手術は人間でもワンコでもないのが実際のところなので、掛け替えのない大切な命を出来るだけリスクの少ない状況に置くべく、担当医とも話し合っていきたいと思います。

お答え下さって本当にありがとうございました。

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