だいじょうぶ?マイペット

薬を飲み続けても大丈夫?おなかの赤い斑点は何が原因?

質問カテゴリ:
皮膚の異常

対象ペット:
/ ミックス / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
福島県 / りんどうさん (この方の過去の質問 1件)

 
2013/11/19 23:06

皮膚の異常から半年以上経ちます。このまま薬を飲み続けても体に負担がかからないのでしょうか?薬を飲まないと赤みやかゆみが再発してしまう雑種7歳です。今年の5月に首回りに虫さされかと思うようなかゆみでかきむしった赤くて痛々しい箇所がみつかりかかりつけの病院で診察を受けました。しかし様子をみましょうということで薬は処方されず2週間後には足も赤く、おなかのやわらかく毛の薄い部分が赤い斑点がでてきたので、新しく別の病院で診察を受け、タベジール、アタラックスを処方されました。投薬するときれいに赤みがひきましたので投薬をやめると一週間後にはまたおなかに赤い斑点ができ、今度はセレスターナを追加し投薬するとまたすぐに赤みもかゆみも治まりました。それ以降は10月上旬までタベジールとアタラックスの二種類を赤みがでてきたら投与することをくりかえしていました。秋になり気候がよくなったせいかしばらく赤みがきえたので完治したのかと投薬をやめていました。しかし、今月11月に入り足裏や足の水かきみたいなところに赤みと腫れ、せなか、肛門周りのかゆみ、数日間で前足の脇がかゆみでがしがしとかきむしり抜けて脇部分が赤裸になってしまいました。皮膚はまるで老人のようにしわしわで、さわると毛がまったくなく、舐めてべたついていたのですぐに病院に行き、セレスターナとシンプリセスの二種類を処方され一日一回一週間投薬しました。すぐに赤みがひき、脇の毛も少しですがはえてきて安心しましたが、投与をやめて翌日にはまたおなかが赤くなってぶつぶつの斑点がでてきてしまいました。皮膚の疾患が始まってからはドライフードに問題があるのかと(ネットで熱処理をしたドライフードの問題について知ったので)、ドライフードを減らし、炭水化物として一日100グラムの五分づきの米(玄米は消化に悪いかと思い五分づきに自分で判断)又は白米、タンパク質として人間の献立の一部の骨をとったまぐろやいわし、鱈、鮭、鶏肉、豚肉の水煮を日替わりで、ビタミン・ミネラルとしておからとカボチャ、にんじん、ブロッコリー、芋をゆでてミキサーにかけて冷凍保存したものを汁物として与えています。喜んでがつがつ食べます。寒くなってきたので夕食だけは人肌にあたためた上記の汁物をドライフードにかけてやっています。よかれとしてやっている私の手作り食は効果がないのでしょうか?考えたくないのですが、自分たちで庭の土をはぎ取り除線しても取り切れない放射能、時々たべている汚染された草がチョコの体に蓄積し蝕まれているのでしょうか?7歳をすぎ、これからどんどん老いていくばかりのチョコに薬を飲ませることで皮膚の症状が改善されても内臓に負担がいき短命になるようなことは避けたいのです。薬を飲まなくても赤みやかゆみがなくなり快適に生きられるようなんとかよい方法があれば教えてください。病院で海外に血液を送るアレルギーテストがあるとききました。人間のアレルギーテストのように日本ですぐにできるものはないのでしょうか?アレルギーテストはどのくらい役にたつのかもあわせて教えたください。どうかよろしくお願いします。

りんどうさんへ
7歳くらいからの慢性皮膚炎ですね。
タベジール(抗ヒスタミン)やセレスターナ(ステロイドと抗ヒスタミンの合剤)に反応することからも食餌性アレルギーがもっとも疑われます。(中年以降のアレルギーの多くは、それまで食べ続けていた食餌に関連することが多いです)

アレルギーテストは、国内でも多くの検査機関でやっており、多くのワンちゃんの症例を診断してくれます。

アレルギーの原因は、食餌性の場合、たんぱく質(肉類、大豆)、炭水化物(とうもろこし、小麦など)の場合が多く、すべてを完全に除去するのは素人には困難です。
アレルギーの処方食が種々のメーカーから出されているので、それらをうまく利用すると症状が軽減されますが、完全に収めることはやはり難しいです。

アレルギーの症状を緩和するには、やはり食餌療法とともに薬物療法も続けていくことになります。この場合、抗ヒスタミンは副作用の少ない優れたものですが、ステロイドは副作用もさまざまあるので注意が必要です。漢方療法も即効性はないものの、副作用も少なく、体質改善には非常に有効です。

また、アレルギーに似た症状を呈する内分泌系(ホルモン)の異常の病気も考慮する必要があります。甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症(クッシング)などです。これらも中年以降のワンちゃんの慢性皮膚炎を起こします。これらの検査も外注血液検査で診断することが容易です。

まずは、内分泌系の病気を検査してもらい、異常がなければ「食餌性アレルギー」と診断していくのです。ここまでわかれば、完全な原因除去食は現実的ではないので、アレルギーテストは必要ないかもしれません。

皮膚病は、もっとも獣医の手腕が問われる病気ですので、セカンドオピニオンを利用して、確定診断をして、適切な治療をやってあげてほしいものです。
どうかお大事にしてくださいませ。

投稿者 りんどう さん からの返答

樋口先生、長文の質問にもかかわらず、ご丁寧でわかりやすい回答をいただき心から感謝申し上げます。漢方療法、血液検査など早速病院にかかりに行きたいです。皮膚病は獣医の手腕が問われる病気とのこと。先生の病院が隣県なので心強いです!どうもありがとうございました。

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