井上 平太 先生からの回答
シュウ酸カルシウム結石は凹凸があり、もともと尿道に詰まりやすい結石です。オスの場合には、ある日突然結石が尿道の陰茎骨の膀胱寄りのあたりに詰まり、緊急手術になる事があります。もちろんそのような事が起こらずに天寿を全うする事もございますでしょうが、いつでも爆弾を抱えている状態です。ご家族の重要なイベントの当日に起こると大変ですし、すぐに開通できないと尿毒症で危篤状態になります。6ミリと言う大きさを考えると手術をしないリスクと手術のリスクは、圧倒的に手術をしないリスクの方が高いと思います。
ただ、個別のリスクは実際に診察をしていないとわかりません。血液検査や心電図などの検査を行い健康診断を受けてから慎重にご検討ください。
2017/02/08 22:23 参考になった! 1
投稿者 コタママ さん からの返答
早速のご回答、感謝申し上げます。
家族の重要なイベント・・・まさにその事を4月に控えており、手術するのなら今月中にもと考えておりましたが決心がつかず悩んでいました。
井上先生にご回答頂き、気持ちを固めることができました。
今週中にも術前に必要な健康診断を受けて手術をお願いしようと思います。
本当にありがとうございました。
2017/02/09 00:47
膀胱結石手術について
こんにちは、チワワ男の子(8才)について初めて相談させて頂きます。
半年ほど前の健康診断で、膀胱結石、腎臓結石が見つかりました。
膀胱の石の大きさは3~5ミリ程が1個です。
その時も現在も、頻尿や血尿等症状は見られず、オシッコも勢いよく出ています。
かかりつけの先生からは手術による結石の除去を勧めらましたが、症状がなく緊急ではないとのことで、相談の上、食事療法(PHコントロールフード)と月1回の膀胱洗浄で様子をみてきました。
洗浄で出てきた砂状の結晶を検査して頂いたところ、シュウ酸カルシウムでした。
先日の膀胱洗浄の際、膀胱内の石がカテーテルにからまり、途中で引っかかったようになり、愛犬は激痛で悲鳴をあげ、かわいそうで見ていられませんでした。なんとかカテーテルは抜けたのですが、緊急手術もあり得た状況だったようです。
そのこともあり、やはり手術をした方が良いのではと考えているのですが、特に症状もなく元気にしている今、本当に手術が必要なのか迷っています。
1週間前のエコーでは石の大きさは6ミリ程度とのことでした。
この大きさで尿道に詰まる可能性はあるのでしょうか?
体質的に再発の可能性が高い結石だそうですが、それならもっと石が大きくなったり数が増えてからの方が、少しでも再手術の可能性が減るのではないでしょうか?
やはり年齢が高くなり、他の疾患が出る前に少しでも早く手術した方がよいのでしょうか?
2キロサイズのチワワの膀胱結石手術のリスクは高いのでしょうか?
かかりつけの先生は「基本的に手術を勧めますが、リスクもありますので決断は飼い主さん次第」と言われますが、迷いに迷っています。
どうか、アドバイスをお願いします。