山上 洋介 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目
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はじめまして
夏場になると出て、涼しくなると治るとの事ですが、
ノミの駆除をされていないのならノミアレルギー性皮膚炎や、蚊に刺されて起こる猫蚊刺症(耳、鼻、足などの毛が少ない所に出ることが多い)などの季節に関連した疾患が疑われますが、やはり皮膚病は診察してもらい診断して頂く事が重要ですので、往診で診察してもらうなどの方法を考えてみてください。2006/09/15 09:21 -
はじめまして
ストルバイトができた時には、ヒルズの製品を食べさせていたのでしょうか?メーカーにより処方食の考え方が違います。いくつかのメーカーが、各々の考え方で処方食を作っています。
例えばウォルサムのPHコントロールの場合は、ストルバイトとシュウ酸カルシウムの両方に対応していますので、イチゴちゃんには適しているかなと思います。ヒルズのU/Dは、シュウ酸カルシウムと尿酸塩およびシスチン尿石症には対応しますが、逆にストルバイト尿石ができる可能性が高くなります。また、U/Dは、蛋白質を高度に制限して、その代わりに脂質を増量していますので、脂肪がつきやくなります。一度主治医にご相談されて、他のメーカーのものもお考えになったら如何でしょうか?
決してどこのメーカーが良いというわけではありません。その子にあったものであれば、どこのメーカーでも良いと思います。
2006/09/09 12:11 -
はじめまして
かなりひどいアナフィラキシーを起こした様なので、できればワクチンをしない方が安全かもしれません。
もしもワクチンをするとすれば、考えられる安全対策としては、7種の中のレプトスピラがアレルギーを起こすことが多いと言われていますので、もっと少ない3種混合とか5種混合にされて、さらにワクチン接種時にステロイドあるいは抗ヒスタミン薬を注射するなどの対策が必要です。
それでもアナフィラキシーが、完全に起こらないとは言い切れませんので、注射後しばらく病院で様子を観察する事などが必要だと思われます。
主治医の先生とよくご相談ください。2006/09/09 11:41 -
はじめまして
まず重要な事は、バベシア症なのかどうかを確定診断してもらう事です。
バベシアの種類には、バベシアキャニスとバベシアギブソニーがあり、日本ではバベシアギブソニーの感染が普通ですが、沖縄には、バベシアキャニスの感染もあると聞いたことがあります?
バベシアギブソニーの場合は、ジミナゼンアセチュレート(現在販売中止)を使用し、バベシアキャニスの場合は、イミドカルブジプロプリオネート(海外で販売)を使用するのが一般的です。どちらの薬剤も入手できない場合は、クリンダマイシン(ダラシン)等で治療します。有効性は、前述の薬に比べて不安定な感じがしますが、副作用が少なく安全です。
最近の研究によると、アジスロマイシンとアトコバンを併用する方法の有効性が確認されていますが、治療費がかなり高額になってしまいます。
お大事に
2006/09/09 10:12 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして
眼の症状に関しては、拝見しないと何ともお答えしづらいのですが、ひとつ気になるのが、涙の産生量は正常なのでしょうか?
乾燥性角結膜炎(ドライアイ)の場合、涙の産生が減少し、瞬きをするたびに、角膜に細かい傷がついてしまいます。乾燥性角結膜炎の治療は、涙の産生を促す眼薬を点眼しなければなりません。
また、しょう毛乱生(さかまつげ)・重生はないのでしょうか?
経過が非常に長いようなので、できれば眼科を専門にされている病院の診察を受けられる事をお勧めします。2006/08/19 19:08 -
はじめまして。
乳腺のしこりは拝見していないので、確かな事は言えませんが、
乳腺のしこりがヒート後に出現するという事なので、偽妊娠による乳腺の腫脹のような感じがします。まず避妊手術をしてから、しこりが出るかどうか観察されても良いかと思われます。しかし乳腺腫瘍が心配なら、術前に針吸引による細胞診を受けられては如何でしょうか?針を刺して細胞を見るだけです。また、術前に血液検査等も必要でしょう。
てんかんに関してですが、麻酔薬の中には、使用するとてんかん症状をひどくするものがありますので、それらの麻酔薬を使用しないようにしてもらえば、全身麻酔に関しては問題ないと思います。2006/08/19 09:14 -
はじめまして
病状が改善しないようで、大変お気の毒に思います。
文面だけでは、なかなか判断できない病状ですが、少し気になるのは、猫の心筋症からの血栓性腸骨動脈塞栓症の可能性はないのかということです。これは、腹大動脈に血液の塊(血栓)が詰まり後肢に血液が行き渡らず麻痺がおこるものです。
2ヶ月という経過からして違うかもしれませんが、鑑別診断の必要はあると思います。
あまり参考にならないかもしれませんが、お大事にしてください。2006/07/21 09:49 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
拝見していないので、確かなことは言えませんが、
文章を読ませて頂いた限りでは、免疫介在性血小板減少症が、考えられます。これは、自己抗体により、自分自身の血小板を破壊してしまう病気です。治療は、ステロイドや免疫抑制剤の投与あるいは、血小板の破壊を抑制する薬などを使用します。治療期間は数ヶ月にわたる場合もあります。私個人が飼っているトイプードルも2歳の時に、この病気になりましたが今4歳ですが、現在は薬も無しで元気にしています。ただ再発する場合もありますし、症状が重篤な場合死亡する場合もあります。もし主治医の先生のお話にご納得がいかないのならば、他の病院を受診されても良いのではないでしょうか。2006/07/03 19:54 -
はじめまして。
緑内障で片眼が視力を喪失しているとの事、お気の毒です。
反対眼も眼圧が高いとの事ですが、半導体レーザーでの処置の説明はお聞きになられたのでしょうか?レーザーの処置も眼圧を安定させるのには効果が高いものです。緑内障の治療は専門的なものになりますので、できましたら眼科専門医の先生を、主治医の先生からご紹介して頂いたら如何でしょうか?
2006/06/17 19:58 -
はじめまして。
前立腺が大きくなっている場合、前立腺肥大、前立腺腫瘍、前立腺膿瘍、前立腺嚢胞の鑑別が重要になります。超音波検査や針吸引(FNA)などで鑑別した方が良いと思われます。他の全身症状が無いようなら前立腺肥大の可能性が高いですが、腫瘍、膿瘍、嚢胞の場合は、去勢手術をしても前立腺は小さくなりません。前立腺肥大でもあまり大きくなりすぎると、直腸が圧迫され、排便障害やしぶりなどの症状が出ることがあります。
前立腺肥大の場合は、去勢手術により小さくなります。また、どうしても手術が嫌な場合は、6ヶ月ごとに飲んで前立腺肥大を縮小させる薬もありますので、主治医の先生とよくご相談ください。2006/06/13 16:31