津山 慎吾 先生の過去の回答履歴一覧
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主治医にカイ君の既往歴について再確認されることをお勧めします。血小板数が少なくても無症状な仔はたくさん居ます。しかし出血傾向が出て大事にならないよう早期治療されるにこしたことはありません。この仔のケースでしたら既往歴から治療に踏み切ることは困難ではありません。率直に言って血小板数2.8万で2ヶ月経過観察は心配です。
主治医に相談してみてください。
お大事に。
津山2007/05/25 15:21 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 年齢不明
細胞診による診断は有効ですが、乳腺腫瘍については必ずしも悪性の判定は容易ではありません。そのため組織検査として病理専門医に委ねることが最善です。
悪性でないケースもあります。もし悪性であれば、どのくらいの悪性度なのか。全身状態はどうなのか。肺やリンパ節に転移はあるのか。などトータル的な情報も必要です。それにより治療のすすめ方も変わっていきますので確定診断は必須です。
希望を持って頑張りましょう。
津山2007/05/25 15:10 -
津山です。
通院による皮下輸液の効果がみられているようですね。これからもがんばりましょう。
私の方からひとつだけお話させていただきますが、生化学検査の数値だけでは腎疾患であるのか、心疾患による循環不全が起きているのか分かりません。
現時点でのBUN 85.7 Cre 1.5という数値は心疾患の可能性も疑われます。
念のため心機能の検査も相談してみてはいかがでしょうか?それによっては治療法によりBUNも正常値に戻るかもしれません。
なるべく早期のうちに相談してみてください。2007/02/17 16:54 -
はじめまして津山です。
中高齢を迎えたネコちゃんですので、受診された先生も十分警戒されていることと思います。症状の経過次第によっては次の検査を検討されているかもしれませんので、まずは主治医の先生にご相談してみてください。
質問の回答ですが、中高齢、嘔吐の改善が見られない。血液検査に異常なし。甲状腺ホルモンの亢進症も中高齢を迎えたネコちゃんの慢性嘔吐の原因になります。血液検査に異常が無いことも珍しくありません。診断にはホルモン測定が必要になります。
消化管の腫瘍性疾患も鑑別が必要です。腫瘍が穿孔していてもネコちゃんは普通に食事を取ることもあります。
まずは主治医の先生にご相談下さい。
お大事に。2007/02/15 11:28 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
津山です。
不妊手術については多種多様の考えがあります。
獣医学知見からいうと、不妊手術を行うことにより乳癌や子宮蓄膿症などの致命的な病気の予防になります。理想の手術時期ですが、発情を迎える前の生後6ヶ月くらいが理想です。その点から言うとランちゃんは6歳を迎えており、年齢的なリスクも伴います。また、必ずしもこのような病気になるとは限りません。
今後手術から積極的に病気の予防に努めるか。定期健診にてこのような病気の早期発見に努めるのか。家族の皆様と獣医さんと相談をしてみてください。
臀部付近の腫瘍については、悪性のものも十分可能性がありますので慎重にすすめてみて下さい。2007/02/06 11:40 -
津山です。
文面から健康状態は特に問題ないということですから、
肛門腺のみに問題があるかもしれません。
パグのワンちゃんは非常にデリケートですし、これから中高齢を迎えます。健康診断も考えてみてください。大きな病気のサインということもありますから・・・。
主治医の先生に相談してみてください。2007/01/27 10:25 -
津山です。
発作の原因については脳、心臓も考えられますが、肝腎疾患や他の病気が原因でも生じることがあります。高齢を迎えているようですので、精査から原因を突き止め治療をされるようお勧めいたします。
ただ、ワンちゃんにも負担をかけたくないということですから、来院の機会は最小限にしていただく。もしくは自宅にて血液検査から進めていくなど主治医の先生にご相談してみてください。
何が何でも検査、治療ということではないと思いますが、少なくとも病状をある程度把握し、この仔が苦痛を伴わないようにしてあげたいですね。
発作のコントロールは原因にもよりますが、ある程度は投薬にて管理できます。
家族の皆さんで温かく見守ってください。2007/01/27 10:20 -
津山です。
環境の変化によるストレスはネコにも認めます。
ピークまでの閾値は犬に比べると低いことも分かっています。
この子達がラムさんのお家の環境に慣れるまで、焦らず様子を見てください。
また、鳴き続けるような症状は“発情”かもしれません。
不妊手術などの対策が必要となります。
お近くの動物病院に相談してみてください。
お大事に2007/01/23 16:51 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
深刻な状態かもしれません。
離島という困難な条件ではあると思いますが、この仔の一生が掛かっています。
すぐに病院に連れて行ってください。2006/07/27 16:18 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常 / 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
津山です。
この仔が健康上特に問題がないということを前提にお話させていただきますが、ワンちゃんは飼主さんの前では常に元気である姿を見せたいと思うものです。そしてたくさんの愛情を要求し、得て満足するのです。
ペットがオーナーの留守中に下痢(嘔吐?)のような消化器症状を引き起こすことは、実は珍しくありません。
この仔は1歳ですが、すでに自身の性格が構築されてきています。その精神的成長過程の中で、オーナーとの分離には慣れておらず、その間不安で致し方なく精神的なダメージを受けてしまうのでしょう(分離不安)。
破壊行為や排泄、飲水、吠えなどいろんなケースがあります。
今後の為にもこの仔にはトレーニングが必要かと思われます。トレーニングの方法はその仔の環境に応じて色々異なりますので、まずは獣医師による診断をきちんと受けましょう。
最近では私たち獣医師の中でも問題行動の治療法についてよく研究されてい...2006/07/27 15:47