富永 敏秀 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常 / 血を吐く / 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
抗生剤は、細菌感染を治療する薬です。これを使っても、患者さんに変化がないとすると、何か他の原因の病気で、嘔吐したり、元気や食欲がなくなっていることが、疑われます。
薬を飲ませても、よくならなかったことを主治医の先生にお伝えして、詳しく検査をするか、他の治療をおこなうかについて、検討すべきです。
嘔吐が続いていると、脱水症状を起こす危険もありますから、皮下点滴したほうがいいかもしれません。脱水症状を起こしているか、病院で見てもらってから、点滴をするかどうか決めてください。
やせていることですが、体に何か問題があって太ることができないケースが考えられます。こういう場合は、やはり検査が必要です。
ただ、長期間栄養不良状態で放置されてきた場合は、食事を十分与えても、太れないこともあります。かわいそうですけど、太りにくいというか、食べても太れない状態と、思っていただいていいでしょう。
...2008/02/14 08:14 -
病気の疑いがあります。推測になってしまうのですが、あゆみ1124さんの文章から、角膜という黒目の部分が白く濁っているのではないかと思います。
角膜は、光を通過させるために、もともと透明な部分です。そこが白くなって、透明性が失われているのでしたら、角膜に傷がついたり炎症を起こしている可能性があります。
角膜が白く濁っている状態ですと、よく見えません。あくまでも最悪のケースを想定してですが、角膜の異常も、悪化させると、失明の危険もあります。早期に治療に取り掛かったほうが、完治までの期間が短くなります。はやく、病院へ行くことをお勧めします。2008/02/10 08:40 -
参考までに、一例をあげますと、ヒルズ社のW/Dが考えられます。ただし、目標体重をどれぐらいにするか、そのためには一日のカロリーをどれぐらいにするか、事前に検討したうえで、一日のフードの給与量を決定しないといけません。
次に、必ず定期的に(毎週とか)体重測定をして、目標体重に向かって体重調節できているかどうか確認しないといけません。いつまでたってもやせられないとか、気がついたらやせすぎていたなどのような失敗があるからです。
うまく体重調節できないようでしたら、それに合わせて一日のフードの給与量を少しづつ、増やしたり減らしたり調節が必要です。
尿石症を再発させず、うまく体重調節するには、注意が必要ですから、かかりつけの病院に相談しながら、行うことをお勧めします。2008/02/06 20:50 -
一週間ほどかけて、徐々に内出血が広がるというのは、普通ではありえないことです。もともと、血液の凝固能力に、なんらかの問題がある患者さんでしたら、起こりうることかもしれません。放置しておいて、これ以上広がったり、出血に伴う何らかの異常が(貧血など)おきるといけません。はやく、かかりつけの病院へ行って、状態を確認していただくことをおすすめします。
2008/02/05 08:44 -
レントゲンは、影絵です。放射線をあてて、透かして見ています。大きな腫瘍や、気道が変形するような異常があればレントゲンで、はっきりと確認できます。
でも、小さな腫瘤でしたら、レントゲンでは写らないことがあります。私の経験した例ですが、以前、猫ちゃんで、喉の奥にイネ科植物の雑草と思われる葉の断片が引っかかって、苦しんでいる患者さんがいました。レントゲンで撮影しても写りません。麻酔をかけて、口を大きく開いて確認しました。
声が枯れているというので、「喉咽頭部」とよばれる部分に異常があると思われます。ここは、無麻酔で口を開いて見ても、観察することは出来ない場所です。レントゲンを撮影して、何か手がかりが得られれば、それ以上検査は必要ありません。麻酔をして検査が必要になるかどうかは、主治医の先生のご判断によるとおもわれます。
なぜ、こうなったのかということですが、アレルギーが原因かもしれませ...2008/02/04 14:47 -
状態が悪いようでしたら、一週間に2~3回程度です。
再発防止が目的でしたら、一週間に1回程度です。
毎日洗う必要はないと思いますが、洗いすぎると皮脂が抜け落ちて、皮膚が乾燥してしまうでしょう。そういう意味では、洗いすぎはよくありません。
膿皮症になる患者さんは、もともと皮膚がデリケートで弱いですので、洗う頻度に関係なく皮膚の保湿剤を併用することを、お勧めします。シャンプーをした日も、していない日も、毎日使ってあげてもいいですよ。
代表的な例をいくつか挙げるのでしたら、ビルバック社の「ヒュミラック」、日本全薬工業の「オーツコンディショナー」など、犬用の製品があります。他にも、あるかもしれませんが。
患者さんにあったものをつかうほうがよいですから、詳しくはかかりつけの病院で、お尋ねください。
2008/02/02 20:58 -
すぐに、病院に連れてゆくことを、おすすめします。症状から推測ですが、脳の異常の可能性があります。脳そのものに、問題があるばあいと、脳に影響を与えるような全身の異常がおきているばあいが、考えられます。ただ、しんどそうにしているので、自動車などに乗せて、そっと運んであげるのがよいと思われます。気をつけてあげてください。
2008/02/01 16:20 -
- 質問カテゴリ:
- せきやたんが出る
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
喉を圧迫すると、押さえ方によっては、正常な犬でも咳をすることはあります。もし先天性の疾患ということで、心臓や血管、気管などからだの内部に異常があれば、喉を抑えていなくても咳をするかもしれません。
かかりつけの先生のお話どうり、もしかしたらケンネルコフかもしれません。抗生物質は細菌感染にたいするお薬ですので、抗生物質を飲んでいるのに、咳の回数がふえてくるのでしたら、それは抗生物質では効果がない、他の原因による咳と考えられます。その場合、検査をする必要があります。
抗生物質で様子を見るなら、最低でも数日は必要ですから、まずは様子を見て、症状の変化がないかよく観察した上で、もう一度、かかりつけの動物病院に相談されてはいかがでしょうか?2008/02/01 16:13 -
高齢の犬で、何度か繰り返す足の痛みというと、関節炎を疑います。関節炎の場合、痛み止めのお薬を飲むと、痛みや関節の炎症が少なくなりますので、そのときは治ったように見えます。しかし、長い間かけて、関節の軟骨は痛んできていますので、痛みが再発しやすくなっています。
痛み止めのお薬を飲んでも、傷ついた関節の軟骨を修復しているわけではありません。普段の生活で、走ったり、飛んだりはねたりしているうちに、関節に負担をかけて、痛みを再発させることもあります。そのような場合、いつもより痛みがひどくなることもあるかもしれません。
ただし、いつもと違う痛がりかただと、今までとは違う原因で足が悪くなっている可能性もあります。診察を受けて、原因にあった治療をしてあげたほうがよいと思われます。
あと、関節炎の場合、痛んだ軟骨を保護して、修復するのでしたら、関節軟骨の保護剤があります。グルコサミンやコンドロ...2008/02/01 15:46 -
毎日のシャンプーは、避けるべきです。毛包虫は、其の名前のとうり毛穴にいます。おそらく、使用しているシャンプーは、毛穴を開かせて、毛穴の中まで洗浄する効果のあるものではないでしょうか?
もし、そうでしたら、毎日、シャンプーしてあげたら、早く治せるように思われるかもしれません。しかし、かなり強力なシャンプーなので、毎日洗うと、逆に皮膚を荒らす可能性があります。
もういちど、かかりつけの獣医さんに質問してはいかがでしょうか?週二回ぐらいが、おそらく適切な回数とおもわれます。
食事に関するご質問ですが、皮膚に必要な栄養分や、皮膚の炎症を抑える栄養分を十分に与えるべきでしょう。動物病院には、皮膚疾患用の療法食があります。これに変更するのも一つの方法です。
ただ、成長途中ですしパピー用のフードを続けたほうが良いかもしれません。その場合、皮膚疾患用のサプリメントがあります。獣医師向けの製品で...2006/10/23 22:32