栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|37ページ目
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獣医師の栗尾と申します。
原因・死因ということですが、僧帽弁閉鎖不全症のような心臓病を患っていたのであれば、それが原因と考えて差し支えない気がします。
心臓病は爆弾のようなものですので、元気だった子が突然、呼吸がまともにできなくなって亡くなることはしばしばあります。(個人的にはタレントの前田健さんが亡くなったことをよく思い出します。普通に元気にされれていた方が、食後にしばらくして亡くなったお話です。)
僧帽弁閉鎖不全症がある時には、悪化すると肺水腫を引き起こします。肺水腫は致死的な状態で、よく心臓が止まったときに、薄い赤色の血のようなものを吐いたり、鼻から出てきたりします。
急な変化で対応しきれなかったことは仕方ありません。少なくとも心臓が悪いことは分かっていたことですし、飲み薬などで対策をされていたのであれば、なかなかそれ以上のことは予期することも難しいはずです。
ただ、心...2022/06/14 19:30 -
獣医師の栗尾と申します。
頻呼吸となっているのが、酸素欠乏によるものであれば、酸素濃縮器は意味があるといえます。
(例えば痛みとか、恐怖とかで呼吸が荒くなっていたら意味がないかもしれません)
酸素を与えること自体は普通は悪いものではないので、効果はあると言ってよいと思います。
ただ、どれだけ効果があるかというと、それほど多くの期待ができるものではないかもしれません。無いよりはあった方が良いかなというレベルだと思います。
あとは、フィラリアが検査で陰性であれば、他のことを考えた方が良い気がします。例えば、腫瘍性疾患、心臓病、真菌感染症、アレルギー疾患などでしょうか。直接に診察をしているわけではないので、正確なことはお伝えできませんが、年齢的には大変治りにくい癌があったとしても不思議ではありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
**********************...2022/06/14 19:19 -
獣医師の栗尾と申します。
出産できるかどうかは、その時になってみないと正確には分かりません。
妊娠しているかもしれないというのは、お腹が大きくなってきたとか、体重が増えたとかそういうことでしょうか?
お腹が大きくなってきているなら、出産も近づいている可能性が高いので、動物病院を受診していただいた方がよいかもしれません。あとは間接的ではありますが、母乳が出るようになっていれば、ほぼ間違いなく妊娠しているということになります。
仮に妊娠している場合は、うまく出産できるかは母体の骨格、食欲元気さに深くかかわってきます。
例えば体重が2キロ未満とのことですが、交配相手も同じような体格であれば、問題なく出産できる可能性が高いです。しかし相手が4キロ以上ある場合は、胎仔も大きく育っていくことが想定されますので、産道からうまく出てこないこともありえます。
万が一のときに備えて、やはり、行きつ...2022/06/14 19:05 -
ご連絡ありがとうございました。
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https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/2022/06/14 18:16 -
ご連絡ありがとうございました。
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獣医師の栗尾と申します。
リンが低くなるというのはあまり見かけません。
例えば、糖尿病や高カルシウム血症などがあるときは低くなるかもしれませんが、、、あとは、重度の栄養失調でしょうか。
一般的には糖尿病が多いとは思います。
あとは、単なる誤記載かもしれません。
間違った記載をしてしまうことは、しばしば起こりえます。
体調が問題なければ、あまり心配しなくてもよい気はしますが、
血尿が出ているとのことなので、糖尿病でないかはよくチェックしておいた方がよさそうです。
※リンが低くてもあまり症状は出ません。なので、低くなってても獣医師はあまり意識しないことが多いと思います。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願...2022/06/12 21:49 -
様子見るといっても、あくまで持病があことは分かっているわけなので、悪くなる可能性が高いことは覚悟しないといけません。
食べれるようになるだろうという希望的観測は難しいと思います。
数時間は休ませて、その後に食べさせたりするしかありません。それを何度も繰り返すしかありません。2022/06/11 20:25 -
獣医師の栗尾と申します。
対処方法というのは吐いたり、元気がないということに対するお話でしょうか?
それであれば、重度の持病があるとのことなので、家でできることはほとんど無いように思えます。少しずつ水を与えたり、流動食のようなものを与えるくらいでしょうか。
手術に関しては、乳癌や目の脇とは比べ物にならないくらい負担の大きな手術となります。加えて、高齢であること、体調が良くないことを考慮すると、相当にリスクのある手術であることは間違いありません。根本的な解決としては手術するしかないのかもしれませんが、術後すぐに息を引き取ってしまう可能性があることをしっかり念頭に置いておくべきだと思います。
あとは、あくまで私の考えですが、少しでも負担は分散した方がよいと思うので、脾臓はそのままで、腸だけの手術でもとりあえず良いのではないかと思います。それでも助からないときは助かりません。
確かに...2022/06/11 14:28 -
良い方向に向かってくれると良いですね。50%というとまだまだシビアな状況ですが、まだ若いので本人の生命力に期待しましょう。
ご連絡ありがとうございました。
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https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/2022/06/11 14:19 -
獣医師の栗尾と申します。
なかなかつらい状況であるように思えます。
気管挿管であったり、誤嚥性肺炎であったり、厳しいワードが並んでいますね。
結局、何の病気かもわかっていない状況でしょうか?
候補としては
①脊髄軟化症
②壊死性髄膜脳炎
③腫瘍性疾患
などでしょうか。
①であれば、劇症でありヘルニアの延長のようなものです。急激に状態が悪くなっていく可能性はあります。それほど確率は高くないですが、もし脊髄軟化症であれば、打つ手がほぼないかもしれません。
②であれば、ステロイドなどの治療に反応する可能性はありますが、良くなるか、ならないか50%くらいの確率となります。助からないケースも多々あるイメージです。ただ、痛がったりするようなものではないので、そこが合わないかもしれません。
③よくわからない状況に陥っていくときは腫瘍を常に疑わないといけません。ただ、腫瘍にしては年齢が若いことと、劇症...2022/06/11 01:06