橋本 祥男 先生からの回答
現在、停滞している睾丸が反対側より巨大化しているならば、
ホルモンの過剰分泌(腫瘍化)が疑われますが、
年齢的に言って、既にその状態に成っているとは考え難いのです。
睾丸の停滞は遺伝すると言われているので、
欧米では繁殖は勧められないというのが常識だと思います。
ですから、一方を残すような手術は、勧められていないと思います。
癌化予防に停滞睾丸を切除するのは、
一般的に薦められることですから、
手術はお勧めしますが、
いまだ、8ヶ月齢という事ですから、
もうしばらくお待ちに成っても良いのではないでしょうか。
1年を過ぎて、正常に成ったケースは見た事が有りませんが、
10ヶ月程度してから、降りてきたケースは経験しております。
お子さんをとりたいという思いも、お有りのようですから、
今しばらく手術を延期しても良いかと思います。
ただし、現時点で大きさが正常な物より大きい等の、
異常が認められるのでしたら、
早急に手術するべきでしょう。
停滞睾丸の手術は、余程でなければ、
難しい手術になるケースは少ないと思いますよ。
普通は一度に行う手術です。
2005/10/26 20:42 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
ありがとうございました!
遺伝的な問題があるのだとすれば子供はあきらめるべきだと思います。
手術する決心がつきました。
かかりつけの獣医さんと相談しながら、手術の時期など決めていこうと思います。
アドバイスがとても参考になりました。
ありがとうございました。
2005/11/02 08:42
遠藤 薫 先生からの回答
こんばんは。
停留睾丸は遺伝的なことが多いといわれており、繁殖にはお勧めできません。
停留している睾丸は、通常正常のものより小さいのですが、腫瘍化すると大きくなってきます。
去勢をする事で、将来のオス特有の病気の蘭hにもなりますのでWILLちゃんのことを考えるのであれば、去勢をしたほうがいいと思います。
手術は簡単ですので、どこの病院でも可能です。
2005/10/26 21:11 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お返事ありがとうございました!
アドバイスをお聞きして、繁殖はあきらめる事に決めました。(子供がかわいそうですし)
手術の時期はかかりつけの獣医さんと相談しながら決めていこうと思います。
ありがとうございました。
2005/11/02 09:11
中川 俊樹 先生からの回答
停滞睾丸と言うことですがペニスのすぐ後ろに睾丸が触れるのでしょうか?
睾丸は生まれた時にはまだお腹の中にあって徐々に出てきます。WILLちゃんの場合もう8ヶ月なのでこれ以上睾丸は下がってきません。
お腹の中に睾丸が残ったままだと(腹腔睾丸)生殖迫ヘはありません。
停滞睾丸の場合はまだ大丈夫なのですが考えていただきたいのは
この子の子孫にこの形質(停滞睾丸)が遺伝するということです。
同じようなことで悩む人が増えることを防ぐために子供は作らないほうが良いのではないでしょうか。
睾丸が腹腔内にあるのでなければ手術自体はそんなに大変なことはありません。
普通の技術を持った獣医師であれば何の問題もなく安全に手術できるでしょう。
2005/10/26 22:12 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
先生方のお話から、やはり繁殖は適していないことが良く分かりました。
無理して子供を残そうとするのは人間のエゴだなぁと反省します。
あとはWILLのためにいい時期の手術を相談しようと思います。
ありがとうございました。
2005/11/02 10:12
停留睾丸について
トイプードルなんですが、右の停留睾丸(性器の真後ろ)の診断をうけました。左は正常です。癌化予防に去勢を勧められましたが将来子供を作ろうと思っていたので、左だけでも残せないだろうかと思っています。また、やせすぎの体型にホルモンの過剰分泌が関与している可能性も否定できないといわれました。
いつまでなら安全というのはないので決断は早い方がいいようですが、両方とっていいものなのか迷っています。
手術するなら1度ではちょっと大変かもしれないようです。大きな病院にいってみたほうがいいのでしょうか?
片方残すのは良くない事でしょうか?
いつごろまでに・・・というのはありますか?
繁殖よりも命の方が大事なので、適切な判断をしたいと思っています。よきアドバイスをよろしくお願いします。