伊東 彰仁 先生からの回答
進行癌や末期癌などでも、延命とQOLの改善を目的として、第4のがん治療として、免疫療法があります。
これは、どの時期からでも使えることと、副作用がないこと、ほとんどの症例にQOLの改善が見られるというメリットがありますが、反面、個体差があり効果が安定しない、癌の種類によってはまったく効かないものがある、治験の段階であるなどのデメリットも存在します。
うちでは、丸山ワクチンを治験薬であることをよく話し合った上で使っています。普通の化学療法剤との併用も出来ます。
成績が良かったので、症例を報告してあります。
2006/07/04 16:09 参考になった! 0
投稿者 ふくちゃん さん からの返答
お返事ありがとうございました。残念ながら、今日お星様になってしまいました。この子の場合,本当に抗がん剤の副作用が強く出てしまい,どうしても続けることが出来ませんでした。副作用の少ない薬や治療法が出来ることを心から願っています。丸山ワクチンがもっと広く使われて,研究が進むといいですね。ガンを持つペットたちのためにこれからも、がんばってください。今回は,ありがとうございました。
2006/07/11 04:09
ペットの終末医療について
12歳のM.ダックス。消化器型のリンパ腫なのですが、抗がん剤治療は副作用がひどすぎて、断念しました。(一ヶ月ほど前)それからは、ステロイドや抗生剤などで、治療をしてきましたが、タール便がひどく、今,ひどい貧血の状態で、食欲も余りありません。PCVは13%です。輸血をしても、出血が続いている状態なので,苦しみを長引かせるだけかもしれないと言われ、輸血はしない方向で考えています。だんだん呼吸も荒くなってきているのですが(まだ苦しそうまではいかない)、家庭で,酸素吸入することもやはり、いたずらに苦しみを長引かせるだけなのでしょうか?以前、肺水腫で愛犬をなくした際に、ひどく苦しんだのを見ているので、今度の子も、苦しくなったらどうしよう?と不安でなりません。ご意見をお聞かせ願います。