だいじょうぶ?マイペット

腹腔内(肝臓の横)に腫瘍があります

質問カテゴリ:
食欲の異常 / その他

対象ペット:
/ シーズー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
大阪府 / ごんたさん

 
2006/09/12 23:56

はじめまして。
さっそくですが、シーズー11歳(来月12歳)メス について質問させてください。
8歳くらいの時と10歳くらいのときの2回、乳腺腫瘍(皮膚の下にできる腫瘍?もありました)を取る手術をしています。いずれも検査の結果は良性でした。
10歳のときの手術では、乳腺と子宮や卵巣も取ったため、その後太りはじめて、最近はおなかも出てきていました。
最近、皮膚が弱くて薬を飲んだりしていたので、肝機能を示す数値が高くなっていましたが、おそらく薬のせいだと言われていました。

ところで、いつも朝夕2度ごはんを食べるのですが、昨日(9月11日)は朝残したごはんを1日かけて食べ、今日(9月12日)は一切何も食べず2度嘔吐しました。
病院に連れて行き、レントゲン、エコー、血液検査をしました。画像から、肝臓の横あたりにこぶし大くらいの腫瘍があるとのことです。
おなかの出の原因はこれでした。なぜ今まで気付いてあげられなかったのか本当に残念で、ばかな飼い主だと思っています。

今日の血液検査の結果、標準値から外れていたものは
グルコース 41
GOT 116
GPT 681
アルカリフォスタファーゼ 2660
です。
腫瘍だということですが、アミラーゼ の値がありません。(未検査)

腫瘍かもしれないが脂肪の塊ということもあるか?との質問には
食欲が突然減退していることから、腫瘍の可能性が高いとのことです。
その「塊」が何かを調べるには組織をとらないといけなくて、
そうするとけっきょくおナカを切らないといけないということ、
全身麻酔を施すには、肝機能の数値がひっかかること、
でも「塊」の状況から見て、1週間もまっていられないとのことです。

ただ、手術をしても過去の実例から、楽観はできない、可能性は低いとのことです。
それでも放って置くと状況は悪くなるといわれます。

2~3日入院しながら24時間点滴で肝機能を回復を目指し、少しでも今よりは状態を良くして手術に踏み切ろうと思っていますが、セカンドオピニオンとして、ご意見を伺いたいです。

 ・私たちのとろうとしている方針は、間違ってはいないか
 ・腫瘍か脂肪腫かというのは手術しないとわからないものなのか
 ・手術には肝機能の回復がベストなのですが、
  それを100%待たずに数日で手術に踏み切るのは良いのか
 ・犬がいちばん苦しまないで痛いのも最小限に済む可能性の高い方法は
  どういう選択になるのか

ということについて、ご意見をお願いいたします。

ご質問を箇条書きにしていただいたので、
お答えしやすいですね。

現在の方針におおむね間違いは無いと思います。
エコー検査をして、脂肪の塊と腫瘍を間違えるとは思えません。
脂肪の塊という事は考え難いのではないでしょうか?
肝臓のそばにあるのですから、
主治医の先生は肝臓の腫瘍も考えておられると思います。
肝臓に腫瘍が有れば、肝酵素の値が高くても当たり前ですし、
一般的な内科治療を施しても数値が回復するとは思えません。
数値が高くても手術に踏み切る事もやむを得ないと思います。
しこりが何かが判らなければ、今後の経過を予測する事も、
治療法を考える事もできないので、
手術による切除は最低限必要な事だと思います。
別の方法として、取れる組織の量が少ないので、
しこりの正体を確認できない可能性も有りますが、
超音波で確認しながら、しこりに針を刺して、
少しの組織を取り、それで検査をしていくという方法も有ります。
その結果を待ってから、手術を検討しても良いかもしれません。
その際のリスクは主治医の先生に詳しく聞いてください。

何かあっても、手術をするよりも、
ワンちゃんの命をあきらめるという方もいらっしゃいますから、
手術を受けさせる事に、とても抵抗があるのでしたら、
他の方法を主治医の先生とよく相談されてください。

投稿者 ごんた さん からの返答

さっそくのご回答ありがとうございます。
今日、病院に様子を見に行くと、食欲が戻って見た目は元気になっていました。
ただ、今日の血液検査の結果もよくなくて(数字だけ見れば上がっていました)、
でも呼吸も落ち着いているし食欲もあるので昨日は「急げ!」と言う雰囲気だった手術も、もう少し考えてもよいとのことでした。
あと数日、内科治療で肝機能の回復を目指して、とても寂しがりの子なので一旦家に連れて帰って
それからまた考えようと思います。
おそらく手術ということになると思います。

ご丁寧な回答を、どうもありがとうございましt。

まずグルコースが低すぎますが、膵臓のことは
お話に出ませんでしたか? そちらの方が、緊急で
命に関わります。

<腫瘍か脂肪腫かというのは手術しないとわから
<ないものなのか

例えば肝臓の腫瘍の場合、開腹しての組織検査
比べ、開腹せずに行うバイオプシーでの誤診率
が異常に高く問題になっています。なので、当院
では、体外からの検査は行いません。開腹して
(これをあなたが手術と呼ぶのであれば)、手術
した方が、検査という意味でも確実です。もちろ
ん状態にもよりますが・・・・。



<手術には肝機能の回復がベストなのですが、
<それを100%待たずに数日で手術に踏み切
<るのは良いのか

もし膵臓の腫瘍でグルコースがそのように
低いのだとすれば、早めの方が良い・・・・
ただし手術もそうとうのリスクがあると思います。

診察していないので、少々、的外れの回答ならば
お許し下さい。しかし、そのグルコースの値の
理由は重要です。

投稿者 ごんた さん からの返答

さっそくのご回答ありがとうございます。
膵臓の話は、今のところは出ていません。
グルコースの値は、昨日41で、今日36にまた下がっていました。
昨日から下がっている数字だけに惑わされる必要はないと説明をうけましたが。
上にも書きましたが、見た目は昨日に比べてはるかに元気で、獣医さんも驚いていらっしゃいました。
北森先生もおっしゃるように、お世話になっている獣医さんも手術リスクのことを仰られています。
本人の元気が少し出てきている感じなので、
一旦家に帰ってもう一度、それほど時間はかけないでしっかり考えようと思います。

グルコースの値のことは、明日行ったときに聞いてみようと思います。
ご丁寧な回答、どうもありがとうございました。

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