今本 成樹 先生からの回答
今本です。
皮膚腫瘍も小さい場合には、局所の麻酔でレーザーなんかでとったりすることも可能ですし、短時間ですむものです。ただ、麻酔にはリスクがありますので、複数回の麻酔は避けたいとおっしゃるのもわかります。
短期間での連続しての麻酔というのは、どうなの?
ということですけど、それはその子の状態により変わりますけど、絶対に大丈夫とは言えないのが現状です。危険性としても、1%以下ですけど、少しでもリスクがあると、、、、この話は、トップページの二本松先生のコラムを参考にしてください。
膝蓋骨の話ですけど、手術するかどうかは、その程度や、痛みの程度、安静にしばらくしてみてどう改善したかにより変わります。
私も、同時に全く関係ない部分の手術はしないかもしれません。
命がけで麻酔をかけるのですから、納得いくまで話し合ってから決めてあげてください。
おだいじに。。。
2006/12/10 18:50 参考になった! 0
投稿者 らいむさ さん からの返答
今本先生、ありがとうございました。
お忙しい中、早々にアドバイスをいただけて感謝しています。
主治医に聞いたところ、局所麻酔ではマージンが取れないとのことで、全身麻酔になってしまいました。
命がけで麻酔をかける、という言葉の重みを肝に銘じ、愛犬のために考え、行動していきます。
このたびは、ありがとうございました。
2006/12/17 06:50
伊東 彰仁 先生からの回答
組織球種は、比較的判別しやすい腫瘍です。特に専門機関に検査に出さずに、摘出とレーザー蒸散を行っています。気になるようであれば、取ったものを確定診断に出せばいいのではないでしょうか。
膝蓋骨脱臼の手術は、その程度により手術を行います。また手術方法も程度により変えています(うちの病院の場合)。
おそらくヨーキーの場合先天的なものでしょうから、時期を変えて対側も必要になると考えたほうがいいでしょう。
通常連日でかけるわけではなく、ある程度日数を置くでしょうから、特に麻酔に関しては懸念していません。(基礎疾患があってリスクがかかっている場合は別です)
むしろ手術時間が長くなるようなことのほうを私なら避けます。
逆くしゃみは、麻酔下では止まってしまうと思います。
2006/12/11 11:33 参考になった! 0
投稿者 らいむさ さん からの返答
伊東先生、ご丁寧なアドバイスをありがとうございました。
やはり、両膝の手術が必要なのですね。
なんだか痛い思いばかりさせてしまっているようで、胸が痛みます。
私も愛犬のためにできるかぎりのことをしていきます。
このたびは、ありがとうございました。
2006/12/18 11:33
皮膚組織球腫について
はじめまして。
お忙しい中、申し訳ありませんが、アドバイスをいただきたく、質問させていただきます。
ヨーキー8歳オスです。
左後ろ足に黒い3ミリほどのできものを発見し、本日病院で検査(fnaと言っていました)したところ、皮膚組織球腫の可能性が高いが、
詳しく病理検査をするために、全身麻酔で切除することになりました。
ネットなどで調べてみると、皮膚組織球腫の診断は本日行った針をさして染色して検査をすることで、確定できるとありましたが、ラーイのように切除することは必要なのでしょうか?
また、両後ろ足の膝蓋骨脱臼があり、常にはずれっぱなしの状態ですが、普通に足をついて歩けていましたが、1週間前から、右後ろ足をあげて、けんけんすることがたびたびあり、受診したところ、靭帯に傷がついている可能性があるとのことでした。消炎鎮痛剤で様子をみていましたが、良くならず
手術は難しいため(関節の変形があるとのこと)大学病院の専門医を紹介してくれる予定です。
腫瘍の切除のために、全身麻酔をするならば、関節の手術も一緒にしてほしかったのですが、それは無理だといわれました。
短期間に全身麻酔を2回もかけても大丈夫なのでしょうか?
また、逆くしゃみ症候群だと思うのですが、これは全身麻酔をかけるにあたって、リスクが大きくなる要因になりますか?
主治医にいろいろ聞きたかったのですが、忙しいからといわれ、十分に話を聞いてもらえませんでしたので、こちらでお聞きしました。
長文で申し訳ありません。
よろしくお願い致します。