北森 隆士 先生からの回答
まず、乳腺腫の悪性のものは、かなり小さい時期に避妊
しない限り、乳腺が存在すれば、発生する可能性があります
(もちろん、先ごろ行った避妊で予防にはなりますが)。
乳腺腫は、できる限り大きさが小さいときに摘出しなくては
いけません。一般論ですが、大きさが3cmを超えるあたりから
転移などの可能性が飛躍的に上がります。
>13歳の犬は手術に絶えられるのでしょうか。
血液検査などで、調べるべきです。
元気であれば、13歳という年齢は、あまり
麻酔などのリスクには関係ありません。
それよりも内臓の機能面が重要です。
また、肺のレントゲンなどで、転移を確認
する必要もあるかもしれません。
手術ですが、1箇所の乳腺を摘出するので
あれば、数分程度でしょう。しかし、体力
面に余裕があれば、片側全てとか、
あるいは両側全て摘出すべきだと
思います(転移、再発のことから)。
お大事にしてください。
2006/12/20 21:35 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
北森 隆士 先生 様
ご回答ありがとうございました。
全く誤った思い込みをしていたため
シコリを見つけた時に動揺してしまい
すぐ病院にも行けなかった為こちらのサイト
にご相談させていただきました。
落ち着いてみなさんのQ&Aを閲覧すれば同じような質問等があり、はずかしくなりました。
にもかかわらず、ご親切でわかりやすい
回答ありがとうございました。
先日病院に行きやはり「乳腺腫瘍」と診断され手術の予約をしてまいりました。
部分の摘出ではなく検査の結果によって
片側又は全ての摘出を相談してみたいと
思います。
北森先生の回答で始めて知る事が
多く、具体的な表現でとても参考になりました。 感謝しております。
ありがとうございました。
2006/12/27 09:35
乳首のところにしこりがあります。
はじめまして。
13歳のビーグル犬ですが2年程前に乳首にしこりがみつかり
乳腺腫瘍と診断さされ手術をしていただきました。
病理結果は良性でしたがまた昨日しこりがみつかりました。
前回は乳腺腫瘍の手術と一緒に避妊手術?をしていただきました。
また再発する事はあるのでしょうか。
13歳の犬は手術に絶えられるのでしょうか。