和泉谷 研 先生からの回答
乳腺腫瘍という前提でお話しします。猫ちゃんの乳腺のできものはイヌと比較すると悪性が多く、悪性の場合、全摘出したほうがその後の再発率が下がると言われています。
また避妊手術をするかどうかですが、はっきりしたデータはありませんが、避妊を同時におこなったほうが再発の予防効果があるであろう、データ上の発表もそのうちされるといった状態であることが報告されています。
またできものは小さければ小さいほど、その後の生存率があがりますので、早期に手術をおこなったほうがよいでしょう。
もちろん肺に転移がないかレントゲンで確認してもらってください。
2007/03/23 15:28 参考になった! 0
投稿者 kanata さん からの返答
ご回答いただきまして有難うございました。
このサイトを手術予定日の少し前に知り、先日、手術を受けてしこりの結果がでました。悪性のマージン(-)ということでした。全摘出も考えていますが、今は体力的なことも考えて経過観察ということになっています。
お忙しい中、有難うございました。
2007/03/30 03:28
おなか
はじめまして。アドバイスを頂きたくて相談させていただきます。
雑種13歳の雌4㌔(避妊手術なし出産無し)です。
今年1月初めに左下の乳首付近にアズキほどのしこりをみつけました。一ヵ月半ほど様子を見ていますが大きさはあまり変化はないようですが、そのままにしておくのも怖いので、獣医さんと相談して、まずは部分切除と避妊手術をして、検査結果次第で大きく(少々太めなので片方ずつ)切除するかを決める予定です。
悩んでいる点は、まずは、《部分切除》と《避妊手術》というのは選択としてどうなのかということと、もしも転移があった場合の手術による刺激(悪い箇所の活性化)です。
①避妊手術をすべきでしょうか。
乳腺とホルモンの関係の話は伺いましたが、キズが大きくなることによる体力の低下が心配です。
②体への負担を考えて部分切除を希望したものの、全部の切除の方が他への刺激は少ないのでしょうか。
獣医さんは飼い主が治療方法を決めてとおっしゃいましたが、どうするのが良いかがわかりません。すみませんがご意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。