だいじょうぶ?マイペット

てんかんと薬について

質問カテゴリ:
ケイレンをおこす / その他

対象ペット:
/ ミックス / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
愛媛県 / しょうえいさん

 
2007/07/25 18:32

はじめまして。アドバイスをお願いいたします。
雑種13歳メス、避妊はしていません。糖尿病とアレルギーをもっています。
(てんかんと、薬について質問させて頂きます。)
てんかんについてですが、はじめててんかん症状が出たのは5月末から6月中に3回程、7月に入ってほぼ毎日起こるようになってきました。
最初は、糖尿病のインスリンによる低血糖かと思っていました。
症状ははじめはうろうろして落ち着きがなくなり、まばたきを頻繁にして、しゃっくりのような症状が出て息遣いが荒くなってきて手足が震えてきます。てんかん症状が出始めた頃は手足の震えから転げていましたが、よく起こるようになってからは転げる前に伏せて治まるのをじっとまっている状態です。特に、朝と夕方2回おこすようになってきました。てんかん前の症状が20~30分程で、伏せて動かない時間は5分程です。意識はしっかりしています。
動物病院を受診しましたが低血糖ではなく、てんかんだろうと言うことでした。
そして、てんかんの原因が脳腫瘍による可能性が高いと診断されました。MRIやCTなどの検査は犬が高齢のために、身体に負担とストレスがかかるのと、場所が遠いのでしていません。また、糖尿病によるインスリンや現在、血液検査の結果から肝臓の数値が悪いために薬を飲んでいるためか、てんかんに関しての血液検査や、薬の処方などは全くしておりません。原因の特定が難しいと言うことでした。
てんかんの治療はしなくても大丈夫ですか。

次に薬のことですが、肝臓の薬として「ゴクミシン」と「アスゾール」を処方されております。これらの薬によっててんかん症状が出始めたと言う可能性はありませんか。(処方された先生に聞くべきだと思いますが他の先生方の意見が伺いたいのでお願いいたします)ちなみに血液検査の数値ですが、ALPが正常範囲の数値が20~150のところ、628あります。(肝臓と総コレステロール値(422)の高さからクッシングの可能性もあると言われております)

質問が長くなりましたが、よろしくお願いいたします。

こんにちは、しょうえいさん

メイちゃん、7月になってほぼ毎日のように発作のような症状が出ているとのこと、さぞ気掛かりなことと思います。

早速なのですが、血液検査の結果ALPの上昇を記入していただいていますが、その他の肝機能を調べる酵素の数値ALT(GPT)や、AST(GOT)などの値は正常だったのでしょうか?それとも測っていないのでしょうか。また、これらの結果はいつごろ検査したものなのでしょうか。記入いただいたALPは比較的多くの臓器に分布している酵素のためALPの上昇だけを持って肝機能の異常を疑うことはあまりありません
他の数値の上昇あるいは下降等が判明するともう少し具体的に話も出来ますが、実際に肝臓に障害を起こしているとすると、脳の腫瘍の可能性の他にも、肝機能の重篤な障害からくる「肝性脳症」の可能性も考えられます。

肝性脳症はかんたんにいうと肝臓で代謝されるべき毒性物質が肝臓がうまく働かないため、肝臓で代謝されずに脳に影響を与えて神経障害を起こす病気です。今回しょうえいさんが挙げてくださった症状のほぼすべてが、これらの神経障害の症状に当てはまります。急激な肝硬変や肝不全を起こしていると、今回のような症状が突然出ることがあり、それらは血液検査により判明するのです。
BUNや、その他の肝機能の検査項目の異常が無いのであれば、特には肝性脳症を疑うことは無いのですが。

発作の症状に少し通常のてんかんとは異なる様子を感じましたので回答させていただきました。

大変かもしれませんが、出来れば、セカンドオピニオンとして、他院ででも、もう一度血液検査から始めて、肝機能を調べてもらってもいいと思います。

また、処方されている薬ですが、アスゾールというのは、抗原虫薬ですので、肝臓の薬として処方することは無いと思います。似たような名前で、使う可能性のある薬として、アズノール(スクラルファートなどと同じ粘膜保護剤)などがありますが、薬の名前の見間違いではありませんか?もう一度確認してみてください。
ゴクミシン等の副作用でてんかん発作は特には報告もありませんので、今回の発作がてんかんであれば特には関連は無いと思います。また、肝性脳症だとすると、その発症にゴクミシンが悪影響を与えることは無いと思いますので、今回のゴクミシンの投薬自体にはご心配はいらないと思います。

少々漫然とした回答になってしまいましたが、参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください

投稿者 しょうえい さん からの返答

是松先生、お忙しい中、早速回答を頂きましてありがとうございます。
肝臓の方からとは以外でしたが、血液検査をお願いしてみます。(また、セカンドオピニオンを考えてみたいと思います。)
薬の件ですが、やはりアスゾールでした。このことについても、かかりつけの先生に聞いてみようと思います。
ほんとうにありがとうございました。

13歳初発ということは、真性癲癇の可能性は低いと思われます。症候性癲癇、すなわち他の疾病からくる癲癇様発作ということになります。先生の仰るとおり、CT、MRIは必要だと思います。主要を否定できない限り、今後の治療に大きく影響すると思われます。
肝酵素が高いようですが、NH3は量りましたか?血中アンモニアが高くても、癲癇様発作は起きます。
またクッシングの疑いがあるなら、検査で分かるのですから、検査をすべきではないでしょうか?血液検査でできます。

投稿者 しょうえい さん からの返答

伊東先生、お忙しいところ、相談を受けてくださいましてありがとうございます。
CT、MRIの検査については悩んでいるところであります。NH3の検査は量ったことはありません。かかりつけの病院の検査用紙にはその項目自体が見当たりません。
先生のアドバイスなどを参考に、やはりセカンドオピニオンを探してみたいと思います。
心配を頂き、本当にありがとうございました。

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