是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、mai727さん。
跛行(びっこ)が間欠的に後肢に起こっている、緊張すると跛行が消える、太っているといった、今回のgatuo君のケースで一番可能性が高いのは、膝蓋骨脱臼や、骨関節症等が挙げられます。
本来は、すぐにでもレントゲンを撮って詳しく場所の特定をすべきだとは思いますが、興奮してひどく暴れるということで、担当獣医師もレントゲン撮影を遠慮してしまっているのですね。
病院からの指示が散歩を一時間くらいするという指示が出ているようですが、関節異常の場合に運動をすることは、実はあまりよくありません。運動して痩せることを期待しての指示かもしれませんが、そうであればもっと他の方法を考えた方がいいのではないかと思ってしまいます。
手術などを行ない、関節の異常を解決した後であれば、周りの筋肉や靭帯などのリハビリのために運動を推奨しますが、解決していないままの運動はかえって症状を重くしてしまいます。
今回のケースでは、まず体重を落として、膝や股関節などへの負担を軽くすることを考えてはいかがでしょう。
食餌の制限や、減量用の処方食を使って体重を落とすだけでも跛行が軽くなったり、軽症の場合症状が消えます。
グルコサミンの骨関節症への有効性はあると思いますので、サプリメントは続けるとしても、異常部位の特定が難しいgatuoくんのケースでは、体重をおとして膝、股関節への負担を減らすことをお勧めします。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2007/11/24 09:44 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
早速のお返事ありがとうございます。
昨日、他の病院に行ってみたところ、やはり太りすぎと運動は原因が分かるまでしなくて良いと言われました。
足がつっぱらずにだらんとして力が入ってないところから、首から上に何か障害が疑われる。とのことでしたがその場でステロイドなどの注射を打ってもらい、一週間ステロイドの錠剤を飲ませて様子をみる事になりました。
今日は少し歩けるようになり、とりあえずほっとしてします。
アドバイスいただいて助かりました。
ありがとうございます。
2007/12/01 09:44
老化現象でしょうか・・
はじめまして。
我が家の愛犬(パグ10歳)のことについてアドバイスを頂きたく思い、
メールさせて頂きました。
ここ半年くらい前から左後ろ足をびっこをひいて歩くことが
増え、最近では常にびっこを引くようになってしまいました。
またそれ以前に自転車に足をひかれて通院していましたが
多少のナックリングだけで重症ではないと言われ、その後回復して
いるようでした。(そのときはどこの足だか覚えていないのですが)
皮膚の病気などで定期的に病院に行く際に、相談してみるのですが、
うちの犬は病院が苦手で興奮してしまうためそのときはびっこを
ひきません。
医師には年齢的なもので脊髄や股関節に異常があるかもしれないが
レントゲンを撮ると興奮するから無理なのでグルコサミンの
サプリメントで様子をみて散歩を一時間くらいすること
。ということでした。
体重も11キロあり太っているのですが、散歩に出るとすぐ帰りたがります。
ほっておいて治るもので
ないならなにか対処すべきでは・・と考えています。