橋本 祥男 先生からの回答
ケンネルコフの治療に、テトラサイクリン系が、
特別効果が高いとはいえません。
成長期の動物には避けた方が良い抗生剤と認識しております。
副作用というのは、100%起きるとは限りませんから、
問題ないかもしれませんが、それは個体差の範疇だと思います。
ケンネルコフという病気はありません。
これはくしゃみや鼻水、
咳などの呼吸器症状を起こす病気の総称です。
ですから、こじらせると肺炎などを起こす事もあります。
2007/12/08 03:33 参考になった! 0
投稿者 bowbow0714 さん からの返答
橋本先生、お忙しいところ早々にご返答下さいまして有難うございました。
早速、先生から頂いたアドバイスを友人に伝えた所、これからの事を家族と相談すると言ってました。
私も大変勉強になりました。
又、何かわからない事がありましたら、こちらで質問をさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
2007/12/15 03:33
ケンネルコフ
はじめまして。先生方のご意見を伺いたく質問させていただきました。
友達の子犬ポメラニアン2か月弱ですが、ケンネルコフの診断をうけて、咳止めの抗生剤ビブラマイシンを処方されました。
ですが、ある獣医さんのサイトでテトラサイクリン系であるこの薬は子犬には禁忌と書かれてありました。
「成長期の犬にテトラサイクリン系を投薬すると永久歯のエナメル形成不全をおこし、歯が黄色く着色してぼろぼろになります。ところがこれを知らないペットショップ、獣医師も結構いるので知らずに飲まされている方を結構みうけます。子犬にはセフェムやマクロライドといった抗生物質を使用した方がよい。」
投薬期間や処方量が少なければ問題ないものなのでしょうか?
ケンネルコフは重症になると肺炎に移行してしまうと聞きました。
肺炎になるくらいなら、リスクより効果の高い抗生剤を使ってあげた方がいいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。