増田 国充 先生からの回答
フィラリア寄生がみられるワンちゃんで治療を受けた場合に残りうる症状としては、肺動脈血栓症による肺高血圧があげられます。
体内に寄生したフィラリアが絶命した場合に、死体が肺動脈の末端に詰まるために生じる病態です。この状態はなかなか改善することは難しいので、慢性疾患として残ることが多いです。
多く見られるのはカラ咳ですが、フィラリア寄生によって心臓の形態や機狽ノ影響が出ていますので興奮すると循環不全によってふらつきなどがみられることもあるかもしれません。
心臓の機狽ォちんと評価することによってそれに合った治療が可能ですので、定期的に検診を受けていただき適切な治療を行えば著しく生活の質を落とすような状況を避けることが可能かと思います。
2007/12/28 23:48 参考になった! 0
投稿者 りのあ さん からの返答
お忙しい中、ありがとうございました。早速かかりつけの獣医さんのところで、詳しく検査して頂こうと思います。うちに来たのも縁だと思って、きちっと治療して、長生きさせてやろうと思います。
2008/01/04 11:48
フィラリアの後遺症
はじめまして。選択した子ではないのですが、今年7歳になった22キロの雑種犬(モモ)です。去年の8月25日に、事情で引き取りました。その時、すでにフィラリアに感染しており、すぐ治療を始めて、1週間前に血液検査を行い、陰性になりました。かかりつけの獣医さんにもう大丈夫と太鼓判を押して頂きましたけど、後遺症が残るかも、と言われました。具体的に後遺症というのはどういうものなのでしょうか?、今日先ほど、発作のようなものが出まして(治療を始めて過去2回ほどありました)4,5分で治まったのですが、ブルブル震えて、目の焦点が合わなくなり、呼吸も少々荒くてフラフラしました。今は眠っています。こういう発作は一生続くものなのでしょうか?